塾なしで高校受験を受けようと思うけど、失敗しないか心配。
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容・塾なし高校受験で失敗しない子の特徴
・塾なし高校受験のデメリット
・塾なし高校受験のメリット
・高校受験で志望校に落ちるかもしれないときの対策
・塾なし高校受験の勉強のポイント3つ
当ブログでは、わが子が塾なしで利用した通信教育と勉強方法を発信します。
今回は、塾なし高校受験で、失敗しないための考え方や勉強方法を解説します。
今回の記事での失敗とは、「志望校に入れない」ことを前提にお話ししていきます。
一生に一度の高校受験。子どもが希望する高校へ入学させたいですよね。
わたしの子どもは、塾なしで第一志望に合格しています。実際に行った勉強方法や、失敗しないためにやった受験対策を紹介します。
塾なし高校受験で失敗しない子の特徴
塾なしで高校受験に合格している子どもには、共通した特徴があります。
受験に失敗しない子の特徴①:勉強する習慣がついている
②:志望校に合格できる学力が身についている
③:内申点、通知表の評価が高い
④:受験本番まで1年以上ある
それでは1つずつ解説します。
①:勉強する習慣がついている
普段から家で勉強する習慣がついている子どもは、受験に失敗しにくいと言えます。
なぜなら、日頃の勉強の積み重ねで基本的な学びは身についているから。
クラスに1人や2人はいる、「塾に通わなくても頭がいい子」とはこのことですね。
とはいえ、毎日宿題は出るし、部活で疲れて勉強どころではないという中学生もいるかと思います。実際私の子どももそうでした。
わが子は部活が忙しく毎日疲れていました。そこで、スタディサプリを利用しサクッと動画を見て勉強していましたよ。
短時間でも集中すれば記憶に残りやすくなります。毎日の継続が大事ですね。
【親目線の本音レビュー】スタディサプリを実際に使った感想
続きを見る
②:志望校に合格できる学力が身についている
塾へ通わなくても、志望校のレベルに達していることが重要。
志望校に合格できるかの判断は、中3になると行われる学力テストで簡単に判断できます。
学力テストの結果を確認し、志望校に合格できる力がついていれば、塾なしでの勉強方法が合っていることになります。
下記は、わが子が通っていた中学校で行われていた学力テストの結果です。
用紙には、「現状では無理」「努力圏」「合格圏」と分かれており、合格への可能性が判断できます。
1学期、2学期の実力テストの平均点は350点ぐらいで努力圏でした。3学期になると、5教科で430点を超えついに合格圏に届きました。
このように、自分の学力が志望校のレベルに届いていることが重要です。
わが子はスタディサプリを利用していましたが、基礎基本が身についていない場合は、進研ゼミ中学講座かすららがおすすめ。
基本問題から対応しているため、勉強についていけない中学生に向いています。
進研ゼミ中学講座【事実】進研ゼミ中学講座の口コミ・評判はわるくない!体験談も紹介
続きを見る
すららは最悪・うざいって本当なの?リアルな口コミ・評判を紹介!
続きを見る
③:内申点、通知表の評価が高い
通知表が良ければ、内申点は高くなる傾向にあります。
内申点の高い子は中1、中2の頃から良い成績を取っています。このことから、受験で失敗することが少ないと言えます。
とくに公立高校では内申書が重要な役割を果たします。
内申書(調査書)
内申書(調査書)は、中学校での成績が記載された、受験で合格・不合格を判定するときの重要な資料
内申点を上げるには、期末テストに向けて日々の継続した学習が必要です。
高校受験で内申点が足りなくても進学を諦めないで!対処法を紹介
続きを見る
④:受験本番まで1年ある
受験間近に塾に通い出しても、手遅れといえるでしょう。いきなり成績を上げることは不可能に近いから。
塾に通うかどうかの判断は、1年前にはしておきたいところ。
わが子は中3になってから本格的に受験勉強を始めました。
まずやったことは、
・中1中2のワークや問題集をやり直す
・間違えた問題だけをやり直す
上記のやり方で勉強すれば、間違えた問題だけをやり直すので、効率のよい学習が可能。
早めに対策すれば、志望校に合格できる可能性は高くなるでしょう。
とはいえ、受験勉強を始める時期は目指す高校のレベルや現在の学力によって異なります。下記の記事で解説しているのでご覧ください。
高校受験の勉強はいつから本気でやるの?始める時期と勉強法を紹介
続きを見る
塾なし高校受験のデメリット
塾なしで高校受験に挑むには、いくつかのデメリットがあります。
逆を言えば、デメリットをわかっていれば対策できることになります。
塾なし高校受験のデメリット①:自分の勉強方法が合っているのかわからない
②:モチベーションの維持が難しい
③:質問できる環境がない
それでは1つずつ解説します。
デメリット①:自分の勉強方法が合っているのかわからない
完全独学だと自分の勉強方法が合っているのかわからなくなります。
通塾している場合、塾によって異なりますがカリキュラムに沿って合格まで指導してくれます。
とはいえ、塾へ通ったからといって、志望校に合格できる保証はありません。
独学が不安な人は、下記の記事で塾なし勉強方法を解説しているのでぜひ参考にして下さい。
中学生の塾なし勉強方法!テストの点数がUPする基本的なやり方を紹介
続きを見る
デメリット②:モチベーションの維持が難しい
塾では、ライバルや同じ目標を持つ仲間がいます。
ひとりで勉強していると、怠けたりやる気が出なかったりとモチベーションの低下が心配されます。
ひとりで勉強するのが苦手なお子さんは、リビング学習もいいかと思います。
デメリット③:質問できる環境がない
わからない問題が出てきたとき、親が答えられるならOKですが、聞く人がいないとそのまま放置しがちになってしまうことも。
塾なら、講師の先生に質問できる環境があります。
独学で勉強するデメリットは、質問できる人がいないことです。
学校の先生に質問できるお子さんはどんどん質問しましょう。わからないところを放置してもいいことはないからですね。
とはいえ、「学校の先生には質問しにくい」「先生が苦手」というお子さんもいるでしょう。
そんなときは、通信教育の活用で解決できます。
通信教育の中でも、進研ゼミとすららは、わからないところを質問できる機能があります。
まずは、進研ゼミの質問機能から紹介します。
進研ゼミ
進研ゼミは、「ギモン解消ひろば」で質問でき、24時間以内を目安に返事がきます。
5教科はもちろん勉強のやり方や受験勉強についても聞けます。
質問できる回数が決まっていて、5教科は月10回まで。勉強法については月1回までです。
次に、すららの質問機能を紹介します。
すらら
すららは、「すららコーチ」と呼ばれる専属のコーチがいます。
わからない問題は、コーチに質問すれば解決できますよ。
すららコーチは、学習計画や目標を設定してくれるため、自分のやるべきことがわかります。
こんな感じで、塾なしでも通信教育を活用すれば質問できますね。
塾なし高校受験のメリット
次に、塾なしで高校受験をするメリットを解説します。
塾なし高校受験のメリット①:塾代を節約できる
②:勉強する習慣がつく
③:自分のペースで勉強できる
それでは解説していきます。
メリット①:塾代を節約できる
保護者にとってのメリットですが、塾の費用がかからないことがメリット。
塾代はほんとに高くて、収入の少ない家庭には大打撃です。
たとえば、塾代が月額3万円なら、年間で36万円の出費になります。
塾代の詳しい解説は、下記の記事で紹介しています。
中学生の塾代が高くてきつい!1年間の平均費用と節約方法を紹介
続きを見る
メリット②:勉強する習慣がつく
塾に通っている子は、塾でしか勉強しなかったりするんですよね。
反対に塾に通っていない子どもは、ひとりで勉強する習慣がつくと同時に、効率のいい勉強方法が自然と身についたりします。
とはいえ、すべてをひとりでこなすと孤独になってしまうため、親が受験の情報を集めることを手伝ったり、たまには一緒に勉強したりと親子で協力することが大事です。
高校受験で親ができることは意外と簡単!子どものために今日から実践できる
続きを見る
メリット③:自分のペースで勉強できる
家庭学習なら、体調やモチベーションに合わせていつでも勉強できます。
塾通いだと、体が疲れている状態でも授業を受けても頭には入りません。
塾のデメリット
- 疲れていても行かなければならない
- 通塾時間かかかる
- 親の送迎問題
- 塾の先生と合わない
中学生は部活や習い事で忙しく、なかなか自分の時間が取れなかったりします。
それなら、家庭学習で自分の機嫌のいいときに勉強したほうが絶対に効率がいいはず。
さらに、家庭学習には通信教育の利用で効率を上げることが可能。
【無料で資料請求あり】中学生におすすめ通信教育!
続きを見る
高校受験で志望校に落ちるかもしれないときの対策
さて、ここからは「志望校に落ちるかもしれない」というときの対策を紹介します。
志望校に落ちる不安があるときは、下記の対処できます。
志望校に受かるか不安なときの対処法①:併願の私立高校を受験しておく
②:学力が届いている公立高校に変更する
それでは1つずつ解説します。
対処法①:併願の私立高校を受験しておく
第一志望が公立高校の場合、併願で私立高校を受験します。
いわゆる滑り止めというやつです。
私立高校は、通学距離や通学方法などを考慮し、「もし、第一志望が残念な結果になったらここへ通う」と思える学校を選びましょう。
私立高校に合格しておくことで、安心して第一志望の受験に望めます。
対処法②:学力が届いている公立高校に変更する
確実に合格できるよう、公立高校のランクを下げる方法です。
自分の学力より低い高校を受験すれば、合格する可能性はグッと上がります。
この方法は、そもそも第一志望校を受験しないため、「受験勉強をしてきたけど志望校の学力のレベルに届かない」となったときの最終手段になりますね。
家庭の経済状況で私立高校には通えない場合、この方法を選ぶ必要があります。
塾なし高校受験の勉強のポイント3つ
塾なしで受験勉強をするには、家庭学習での積み重ねが大事です。
とはいえ、まちがったやり方では成果が出ないため、自分に合った勉強方法で努力しましょう。
塾なしで勉強するポイントは下記です。
塾なしで勉強するポイント①:スケジュールをたてる
②:問題集は買いすぎない
③:通信教育の利用で効率よく
詳しく見ていきます。
①:スケジュールをたてる
今から受験本番までスケジュールをたてましょう。
理由は、スケジュールをたてることで、自分のやるべきことが目に見えるからです。
毎日スケジュールを考えるのは面倒なので、2週間を目安にたてなおしましょう
下記の記事から「スケジュール表」がダウンロードできるので、ぜひ利用してみて下さい。
高校受験の勉強はいつから本気でやるの?始める時期と勉強法を紹介
続きを見る
②:問題集は買いすぎない
問題集を買いすぎるのはよくありません。
問題集を買いすぎるデメリット
・あれもこれも買うと中途半端になってしまう
・たくさんありすぎてやる気がなくなる
1つの教科につき2~3冊をやり込むのがおすすめです。
塾なし高校受験におすすめ!問題集の紹介と失敗しない選び方
続きを見る
③:通信教育の利用で効率よく
通信教育の利用すれば、勉強の効率を上げることが可能。
なぜなら、独学だと何をすればいいのかわからなくて時間を無駄にしてしまうお子さんがいるからですね。
わが子も塾なしで勉強していたため「独学だけでは不安」という思いから通信教育を始めました。
部活や習い事で忙しいお子さんは、通信教育を利用すれば自分の好きな時間に勉強できますよ。
まとめ:塾なし高校受験で失敗しないよう後悔しない対策をしよう!
失敗することは確かに怖いですが、後悔しないようやれるだけのことはやっていきましょう。
最後にもう一度おさらいしておきます。
本記事の要約塾なし高校受験で失敗しない子の特徴
- 勉強する習慣がついている
- 志望校の学力に届いている
- 内申点、通知表の評価が高い
- 受験本番まで1年以上ある
高校受験で志望校に落ちるかもしれないときの対策
- 併願の私立高校を受験しておく
- 学力が届いている公立高校に変更する
塾なし高校受験の勉強のポイント3つ
- スケジュールをたてる
- 問題集は買いすぎない
- 通信教育の利用で効率よく
塾なしで高校受験は不安かもしれませんが、日頃からコツコツ勉強していけばきっと大丈夫です。
志望校に合格できますように。
塾なし高校受験は可能なのか?合格までの道のりを徹底解説!
続きを見る