広告 ライフ 中学生の塾について

中学生の塾代がもったいないと感じたら!費用の負担を軽減する改善策

中学生 塾代 高い
悩んでいる人
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中学生の塾代は高いから毎月支払うことがもったいないと感じる。なにか他に良い勉強方法があったら教えてほしい。

こんなお悩みに答えていきます。

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塾なし 高校受験 ブログ

当ブログでは、わが子が塾なしで勉強した方法や使用した教材などを紹介します。

今回は、中学生の塾代について解説します。

塾に通わせているものの、「この塾代、本当に効果に見合っているの?」と疑問に感じることがありますよね。

授業料だけでなく、下記のような教材費や交通費、講習の追加料金まで含めると、家計への負担は想像以上です。

授業料以外にかかる費用

①:入会金

②:教材費、テキスト代

③:講習費

④:教室維持費

⑤:模試代

とはいえ、子どもの将来を考えると簡単にやめる判断もできません。

この記事では、塾代がきつい・もったいないと感じたときに見直すべきポイントや、通塾以外の選択肢について、具体的な改善策をわかりやすくご紹介します。

ぜひ最後までお読みください。

中学生の塾代の平均額と年間費用

まずは、全国的な塾代の平均額や年間での支出額を確認しておきましょう。

家庭の負担感がどの程度か、客観的なデータから把握できます

1年間の塾代

①:塾代の平均額

②:塾代の年間費用

それでは1つずつ解説します。

①:塾代の平均額

下記の資料、文部科学省の調査による「子供の学習費調査」によると、中学生の塾の年間平均費用は、公立中学校で約25万円、私立中学校で約17万5千円です。

月額に換算すると、公立中学校で約2万円、私立中学校で約1万5千円となります。

塾代 平均
出典:文部科学省「子供の学習費調査

公立中学生の塾代が高い理由は、高校受験対策が必要だからです。

一方、私立中学生の多くは中高一貫校に通っているため、高校受験の必要がなく、補習中心の塾通いとなることが影響しています。

ただし、この平均額には注意点があります。

文部科学省の調査では、塾に通っていない生徒も含めて計算されているため、実際に塾に通っている生徒だけを対象にした場合の費用は、これらの数字よりも高額になると考えられるのです。

実際、塾に通っている家庭の平均支出額は、中学3年間で約63万5千円に達するとの調査結果もあるほど。

また、受験対策が本格化する中3や、受講科目数によって負担はさらに増します。

塾の種類、授業回数、オプション講習の有無などによって、費用は大きく異なり、地域によっても料金の差があるので、あくまでも平均値として捉えておきましょう。

わたしが住んでいる地域では、月額32,000円。単純計算で授業料だけで年間384,000円かかる集団塾があります。そのほか、講習や維持費、ワークなどの費用がかかりますね。

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②:学年別にかかる1年間の塾代

次に、先ほどの資料から、学年別にかかる塾の年間費用を見ていきます。

学年公立中学校私立中学校
中学1年156,032円126,795円
中学2年203,859円181,436円
中学3年389,861円219,276円
学年別にかかる1年間の費用

中学3年生では、夏期講習や冬期講習などの季節講習費が大幅に増加します。

受験対策にはまとまった費用がかかり、年間40万円に達する可能性もあります。

私立中学生の場合も、大学受験を見据えた学習が始まり、年間を通じて一定の費用負担が継続するでしょう。

先ほども言いましたが、実際は上記の調査結果よりも費用はかかる可能性が高いのかなと思います。

大手の塾なら、1年間で100万円はみておきたいですね。

中学生の塾代がもったいないと感じるのはどんなとき?

塾代への不満は、投じた費用に見合う効果を実感できないときに生まれます。

塾代がもったいないと感じるとき

①:思うように成績が上がらなかったとき

②:季節講習費が高いと感じたとき

③:塾なしで成績の良い子どもを知ったとき

それでは1つずつ解説していきます。

①:思うように成績が上がらなかったとき

せっかく高いお金を払っているのに、テストの点数が変わらなければ「意味あるの?」と感じてしまいます。

それもそのはず。

塾に通えば自動的に成績が上がると思っていたのに、現実は思ったほど簡単ではないからです。

例えば、授業を聞いているだけで自習をしていなかったり、そもそも基礎が固まっていない状態では、塾に通っていても効果が出にくいのです。

「通っているだけで安心」になってしまっているときは要注意。

結果が出ないまま塾代だけが出ていく状況に陥ると、もったいなさを強く感じてしまいます。

成績が上がらない場合、勉強以外が原因のこともあります。子どもの気持ちや塾での様子も確認してみてください。

②:季節講習費が高いと感じたとき

夏期講習や冬期講習の費用請求書を見て、その高額さに驚く保護者は少なくありません。

明確な成果や目標が見えないまま高額な費用を請求されると、納得しにくいものです。

通常の月謝に加えて、夏期講習だけで10万円を超えるケースもあり、家計への負担は相当なものになります。

特に中学3年生の受験対策講習では、短期間で集中的に学習するため、1日あたりの費用が通常授業よりも割高に設定されることが一般的です。

そのうえ、講習内容は復習中心であることが多く、長期休み明けのテストで目に見える成果が出なければ不満も募ってしまいますよね。

つまり、費用に対して価値を感じられないと、「これは本当に必要だったのだろうか」と後悔の念が残りやすいのです。

③:塾なしで成績の良い子どもを知ったとき

クラスメートに塾に通わずに自分の子どもより成績が良いという話を聞くと、「うちは塾に通っているのにどうして?」といったような疑問を感じることでしょう。

このような比較から、塾の必要性自体を疑問視してしまうのです。

しかし、子どもの学習スタイルや能力は個人差が大きく、塾なしで成績を維持できる子どもは以下のような特徴があります。

  • 自主学習の習慣が身についている
  • 計画を立てて学習できる
  • 自分の苦手がわかっている
  • 基礎基本をおろそかにしない
  • 家庭でのサポートが充実している

一方で、塾という環境や指導者がいることで初めて学習に取り組める子どももいます。

他の子どもとの単純な比較ではなく、自分の子どもにとって最適な学習方法を見つけることが大切です。

塾が合わない場合は、通信教育や家庭学習への切り替えを検討する良いタイミングかもしれません。

塾代がもったいないと感じたときの改善策

塾代に見合った成果が感じられないときは、思いきって学習スタイルを見直すのも一つの方法です。ここでは、塾にこだわらない選択肢を3つ紹介します。

塾代がもったいないと感じたときの改善策

①:他の塾に変える

②:塾を辞めて通信教育を利用する

③:独学に切り替える

それでは1つずつ解説していきます。

他の塾に変える

今の塾で成果が出ていない場合、合わない塾に通い続けるより思い切って他の塾を検討するのは有効な手段です。

カリキュラムや講師との相性は、学力の伸びに大きく影響し、環境を変えることで状況が改善する可能性があるからです。

例えば、今の塾では質問しにくいと感じていた子が、少人数制の塾に移ったことで積極的になり、理解度もアップしたケースがあります。同じ「塾」と言っても方針や指導方法は大きく異なるため、見直す価値は十分にあります。

集団指導から個別指導への変更、または逆のパターンで子どもに合った学習スタイルを見つけられることがあります。

転塾前に現在の問題点を明確にし、新しい塾でそれらが解決できるかを慎重に判断することが成功の鍵となりますね。

転塾するときは

転塾を検討する際は、体験授業を必ず受けることが重要です。子どもが新しい環境に馴染めるか、講師との相性はどうか、授業の進度は適切かなどを確認しましょう。

ただし、塾を変えても子どもの学習姿勢が変わらなければ、根本的な解決にはなりません。

塾を辞めて通信教育を利用する

通信教育は塾代と比較して大幅に費用を抑えられる勉強方法です。

通信教育なら、月額3,000円から8,000円程度で質の高い教材や動画講義を利用でき、年間で考えると塾代の3分の1以下に抑えられるでしょう。

さらに、自分のペースで学習を進められるため、部活動や習い事との両立もしやすく、時間の制約が少ないことも大きなメリット。

最近の通信教育は、AI技術を活用し個別に学習プランを最適化してくれたり、リアルタイムでの質問対応サービスができたりと、従来の紙ベースの教材から大きく進化しています。

なお、スタディサプリは学年1位をとったわが子も使用している教材です。

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独学に切り替える

独学は最も費用対効果の高い学習方法ですが、同時に最も難易度が高い選択肢でもあります。

学校ワークや市販の参考書、問題集のみで勉強していくため最小限の出費で抑えらえますが、子ども自身が自分で学習計画を立て、苦手分野を把握し自分なりの勉強スタイルを確立する必要があります。

ポイントは、分からない問題に直面したときの解決手段を確保しておくことです。

わからない問題を放置することのないよう、通信教育を利用するのがおすすめです。

独学を成功させるには、保護者による学習進捗の管理や生活におけるサポートが重要になります。

独学のメリットは、勉強を通じて身につく自己管理能力や計画性は、将来にわたって大きな財産となることでしょう。

塾代が高くてきついけど辞めたくないときに見直すこと

塾にかかる費用が負担に感じたときは、無理に継続するよりも、内容や通い方を見直すことが大切です。

以下の6つの視点から、改善のヒントを探してみましょう。

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塾代がきついいときの節約方法

①:通塾回数を減らせないか

②:指導形態を変えられないか

③:季節講習は必要か

④:イヤイヤ通っていないか

⑤:親から見て子どもの成績が上がっているか

⑥:他の塾や通信教育に変更できないか

1つずつ解説していきます。

①:通塾回数を減らせないか

通塾の頻度が多すぎると、費用がかさむだけでなく、子どもの集中力が切れやすくなる可能性もあります。

塾の授業だけで成績が向上するわけではなく、自主学習の時間こそが学力定着の鍵となるためです。

週3回を週1~2回に見直し、その分を自宅学習に当てることで、学習効率と経済的負担の両方を改善できるかもしれません。

たとえば、苦手科目だけに絞って通塾し、他は参考書や家庭学習で補う方法もあります。

必要なサポートだけに絞ることで、費用対効果がぐっと高まりますよ。

分からない問題が出た際は塾の先生に質問すれば対応してもらえるため、授業回数が少なくても学習の質を保つことができるでしょう。

②:指導形態を変えられないか

個別指導から集団指導への変更、またはオンライン学習の移行により、月謝を抑えられるケースがあります。

個別指導は1対1や1対2の手厚いサポートが魅力ですが、その分費用も高額になります。

指導形態を変更する際は、子どもの性格や学習スタイルとの適合性を慎重に判断する必要があります。

質問することが苦手な子どもの場合、集団指導では理解不足が放置される恐れがあるからです。

もし、塾を変えたいと考えている場合は、体験授業を通じて、費用と効果のバランスを見極めることが大切です。

③:季節講習は必要か

春・夏・冬の講習は通常授業と別料金で、知らず知らずのうちに負担が増えがちです。

塾側からは「全員参加」や「受験に必須」といった説明を受けることがありますが、子どもの学力レベルや志望校に応じて選択しましょう。

講習が必要かどうかの見極めが必要で、たとえば、通常授業で理解できている分野まで追加する必要はないかもしれません。

季節講習の内容を詳しく確認し、現在の学習状況に本当に必要な分野だけを選択しましょう。

たとえば、数学が得意で英語が苦手な場合、数学の発展講座よりも英語の基礎固め講座を優先する方が効率的です。

また、講習期間中の家庭学習計画を立て、自習で補える部分は講習を受けずに済ませることも可能です。

ちなみに、塾側はいかに講習費用で稼ぐかを考えています。「いいお客様」にならないように、本当に必要なのかをよく考えるようにしましょう。

④:イヤイヤ通っていないか

子どもが塾を嫌がっている場合、投じた費用に見合う効果が得られない場合があります。

  • 「本当は行きたくないけど、お母さんに言われてるからしょうがなく行っている」
  • 「周りの友達が行っているからなんとなく」

無理やり通わせても集中力が続かず、授業内容が身につかないためです。

まずは、塾を嫌がる気持ちを聞き、塾への不満や悩みを把握することが大切です。

塾を嫌がる原因は、

  • 講師との相性が悪い
  • 授業のレベルが合わない
  • 友人関係のトラブル

といったように、様々な要因が考えられます。

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子どもが塾を嫌う理由によっては、環境を変えることで解決できる場合もあります。

講師の変更が可能か、クラス替えができるかなど、塾側に相談してみましょう。

それでも改善されない場合は、別の学習方法を検討する時期かもしれません。

イヤイヤ通っている状態では、どれだけ高い費用を払っても成果は望めないため、子どもが前向きに取り組める学習環境を見つけることが最優先となります。

⑤:親から見て子どもの成績が上がっているか

塾に通い始めて一定期間が経っているのに、成績の変化が見られない場合は要注意です。

学習の質や講師との相性が合っていない可能性があります。

定期テストや模試など成績を確認し、複数回連続で下がっているようなら改善が必要でしょう。

成果が見えない塾にお金をかけ続けるより、他の学習法に切り替えた方が効果的な場合もあります。

通信教育なら費用効果を抑えながら塾と同等の学習ができますよ。

通信教育1ヵ月のおよその費用

・進研ゼミ 中学講座:5,980円~

・スタディサプリ:1,815円~

・スマイルゼミ:7,480円~

塾と比較するとかなり安いですよね。

わが子も利用しているスタディサプリに関しては、かなりの費用を抑えることができます。

とにかく安く済ませたい方は、下記がおすすめ。

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⑥:他の塾や通信教育に変更できないか

同じ地域内でも、塾によって料金体系や指導内容には大きな違いがあります。

たとえば、大手塾の月謝が2万5,000円の場合、個人塾では10,000円程度、さらに通信教育なら3,000円程度で済むケースもあります。

最近は通信教育でも映像授業や個別添削が充実しており、通塾と変わらない成果が得られることも。

より費用対効果の高い方法を選べば、金銭的な負担を減らしながら、学習効果を高めることができます。

通信教育のメリット

・塾よりも圧倒的に費用が安い

・部活で疲れたら他の日にまとめて勉強できる

・塾の先生や友達との相性を気にしなくていい

費用が安いからといって質が劣るわけではなく、地域に根ざした独自のノウハウを持つ塾や、AI技術を活用した効率的な通信教育システムも多数存在します。

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焦らずに子どもの反応と成績の変化を観察し、最適な学習環境を見つけることが長期的な成功につながるでしょう。

中でもいちばん安いのはスタディサプリです。わが子もスタディサプリで勉強し、第一志望の高校に合格しました。

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まとめ:塾代は高い!もったいない無駄な出費をなくそう

今回は、中学生の塾代についてお話してきました。

本記事の要約

塾代がもったいないと感じたときの改善策

  • 他の塾に変える
  • 塾を辞めて通信教育を利用する
  • 独学に切り替える

中学生の塾代はかなりのお金がかかります。

お子さんにとって、ほんとうに塾が必要かどうかを見極めることが大切です。

継続したいのであれば節約を考慮し、塾を嫌がっているようであれば、きっぱりやめることもありかと思います。

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ねお

♦偏差値40→60台 ♦塾なしで学年1位 ♦第一志望校合格 ▷塾なしで学年1位になったおうち学習法。高校受験を「塾なし」で乗り越えた実体験を紹介しています。

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