

高校受験に向けて、いつから本気で勉強を始めればいいのかわからない。また、いつから始めれば間に合うのか教えてほしい。
こんな疑問にお答えしていきます。
本記事の内容
・高校受験の勉強はいつから本気になれば間に合うのか?
・高校受験の勉強はいつから本気でやればいいのか?
・【高校受験はいつから本気になるの?】学年、時期別の勉強ポイント
・【高校受験はいつから本気になるの?】勉強する手順5つ解説
本記事の信頼性
この記事を書いている私の子供は、中学生のころ塾なしで、第1志望偏差値57の公立高校に合格しました。
通信教育:小学5,6年生の2年間「進研ゼミ」を受講▶中学1年生のときに「スタディサプリ」を始める。
今回は「いつから本気で高校受験の勉強を始めればいいの」という疑問についてお話していきます。
なかなか受験勉強を始めない子どもを見ていると、親の方が焦ってしまいますよね。
後悔しないために、本気で勉強してほしいと思うのが親の願いです。
「いつから本気で勉強すればいいのかわからない」というお子さんと、保護者の方に読んでほしい記事になっています。
この記事を読めば、いつからどうやって取り組んでいけばいいのか、高校受験に向けての道しるべになると思います。
それでは早速解説していきます。
もくじ
高校受験の勉強はいつから本気になれば間に合うのか?

結論から言うと、自分の学力と目指す高校のレベルによって違います。
志望校のレベルに届かない人
今の学力では志望校のレベルに届いていないという人は、早めに受験勉強をはじめましょう。
今の学力で志望校に合格できそうな人
今の学力であれば、志望校に合格できそうという人は、あまり焦らずに今までのペースで勉強しましょう。
つまり「本気になって勉強しなければ、手遅れになってしまう可能性がある」ということです。学力がまだ足りていないと思ったら、早めに動きだしましょう。
具体的な勉強方法については、後述します。
高校受験の勉強はいつから本気でやればいいのか?

つぎに、高校受験の勉強は、いつから本気で始めればいいのかお話していきます。
遅くとも本気になるのは中3の夏
中3の夏というと、部活を引退してまわりの友達が本格的に受験勉強を始める時期になります。
遅くとも中3の夏からは本気で勉強しましょう。
実際に、わが子の同級生は、偏差値48の高校を第一志望にしていましたが、部活を引退した夏休みから本気で受験勉強を始めて、結局ランクを1つ上げ偏差値57の高校へ合格しました。
およそ偏差値10上げたことになります。
偏差値40ぐらいの人なら、基礎をしっかりと理解することで10程度上げることができるでしょう。
「夏を制する者は受験を制す」と言いますが、その通りだと思います。夏休みに入ったタイミングで、本気モードに切り替えていきましょう。
1日の勉強時間1日7時間:7時間×40日=280時間
1日8時間:8時間×40日=320時間
40日間の夏休みに、これほどの時間を費やせば、自信と実力を身につけることができます。
受験勉強を始めるのは早いほどいい
勉強した結果が表れるまでには、時間がかかります。
上記では、中3の夏からと言いましたが、志望校のレベルに成績が届いていない人はそれでは遅すぎるかもしれません。

受験勉強に早すぎることはありません。やる気を出してどんどんやりましょう。
【高校受験はいつから本気になるの?】学年、時期別の勉強ポイント

学年と時期によって、高校受験の勉強をいつから本気でやればいいのか違ってきます。
時期、学年別の受験勉強法・中学1,2年生の時期
・中3の春から夏休み
・中3の10月から本番
・受験本番前にやってはいけないこと
中学1,2年生の時期【勉強する習慣】
現在中学1,2年の人は、学年の基礎基本をしっかりと身につけておくことが必要です。
なぜなら、高校入試の半分以上は、1,2年生の範囲の中から出題されるからなんです。
特に数学や英語は、1,2年生の問題でつまずくと、3年生になってからの発展問題を解くことが難しくなってきます。
日頃から、勉強する癖をつけておくといいですね。
中3の春から夏休み【復習】
中3にの春休みには、1,2年生の復習を始めましょう。
その理由は、受験勉強が本格化する夏休みまでに、復習に取りかかることで時間に余裕ができるからです。
しかし、中3の勉強と同時進行で進めていくので、少し大変かと思います。
中3の10月から本番【過去問】
この頃から、本番を意識した勉強を取り入れていきます。
例をあげると、過去問を解いてみる。模擬テストを受けるなどです。
本番と同じように、時間を計って解いてみましょう。また、間違えたところは、必ずやり直してスラスラ解けるようにしておきます。
受験本番前にやってはいけないこと

受験本番が近づいているときにやってはいけないことです。
受験1ヵ月前にやってはいけないこと・新しい問題集を買ってはいけない
・アウトプットしないこと
新しい問題集を買ってはいけない
受験直前で新しく問題集を買うのはNGです。
理由は、見たこともない問題を見るとパニックになってしまう恐れがあるからです。
高校入試では、学校の教科書やワークより難しい問題は出題されません。基本の問題は必ず答えられるようにしておくことのほうが大切です。
アウトプットしないこと
受験直前になったら、自分がどれだけ問題を解けるかひたすら解いてみるんです。
すなわち、インプットだけではダメなんです。教科書を読んでいるだけだったり、問題集をながめてやった気になるのはNGです。
手を動かして実際に解けるかどうか確かめることが大切です。
覚えた知識を活用して答えられるか試してみるのです。過去問を解くことがいちばんで、最低でも3年分はやりましょう。
【高校受験はいつから本気になるの?】勉強する手順5つ解説

ここからは、本気になったときの勉強方法を5つ解説していきます。
5つの勉強方法①:勉強する手段を決めよう
②:2週間のスケジュールを立てよう
③:自分の苦手を探そう
④:今までの定期テストの間違えた問題を解き直そう
⑤:入試3か月前には過去問を解いてみよう
その①:勉強する手段を決めよう
まずは、どんな手段で勉強していくのかを決めます。
・学校の教科書、ワーク
・市販の問題集
・塾の教材
・通信教育
こんな感じですかね。
あれもこれも手を出すと中途半端になってしまうので、あまりおすすめはしません。
勉強手段に悩んでいる方は、>>中学生には塾か通信教育か?【最短で結果を出すために】をご覧ください。
ちなみに、わが子の場合は通信教育のスタディサプリをやっていたので、わからない問題をスタディサプリの動画で補っていたという感じです。
その②:2週間のスケジュールを立てよう
次に、2週間のスケジュールを立てます。
スケジュールを立てる意味スケジュールを立てることによって、空いている時間を把握することができます
自由な時間をどう使うかで、勉強できるかできないかが決まってきます。
家にいる時の時間
- テレビを見ている時間
- スマホをいじっている時間
- ゲームをしている時間
このような感じで、何に時間を使っているのかが見えてくると思います。
下記の週間スケジュール表は、わたしが作成したものです。実際に活用していました。
かっこ( )の中に、日付を入れて、教科やテスト勉強の計画を記入していきます。メモの欄は自由に使ってOKです。
画像を保存できます。ぜひ使ってみてください。
その③:自分の苦手を探そう
苦手な教科がわからない人は、定期テストを見返して得点率の低い教科を探します。
「何から始めていいのかわからない」という人は、この作業をしましょう。
その結果、自分の苦手な教科を把握することができ効率よく勉強していくことができます。
その④:今までの定期テストの間違えた問題を解き直そう
今までの定期テストや教科書の問題、ワークを見直して、間違えた問題を解き直します。
できない問題を放置してしまいがちですが、できない問題はいつになってもできるようにはなりません。
得点率を上げるためには、間違えた問題を「できる」に変えることです。
その⑤:入試3か月前には過去問を解いてみよう
入試本番の3か月前になったら、過去問を解き始めます。
この時期になったら、今まで自分が覚えてきたことをどんどんアウトプットしていきましょう。
間違えた問題は必ず理解できるようにします。
過去問は問題集を買って取り組むのがベストです。各県や公立高校、私立高校などで出題の傾向が違うので、希望する高校の過去問題集を購入しましょう。
まとめ:受験勉強は間に合うように早めに始めた方がいい!

今回は、高校受験の勉強はいつから本気になればいいのかお話してきました。
本記事の要約高校受験の勉強はいつから本気になれば間に合うのか
- 自分の学力と目指す高校のレベルによって違う
高校受験の勉強はいつから本気でやればいいのか
- 受験勉強を始めるのは早いほどいい
- 遅くとも本気になるのは中3の夏
【高校受験はいつから本気になるの?】学年、時期別の勉強ポイント
- 中学1、2年生【勉強する習慣】
- 中3の春から夏休み【復習】
- 中3の10月から本番【過去問】
【高校受験はいつから本気になるの?】勉強する手順5つ解説
- 勉強する手段を決めよう
- 2週間のスケジュールを立てよう
- 自分の苦手を探そう
- 今までの定期テストの間違えた問題を解き直そう
- 入試3か月前には過去問を解いてみよう
受験の勉強は自分との戦いです。
「ヤバい!間に合わない」と後悔する前に、早めに対策しておくことをおすすめします。
それでは今回は以上です。
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参考【比較】中学生には塾か通信教育か?【最短で結果を出すために】
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