

中学生が塾へ通わずに、家で勉強する方法を教えてほしい。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容・中学生の塾なし勉強方法3つ
・中学生が塾なしで勉強する時間はどれくらい?
・中学生の塾なし勉強方法を教科別で解説
・わたしが中学生の子供に塾なしで勉強させた理由
この記事を書いている私の子供は、中学生のころ塾なしで、第1志望偏差値57の公立高校に合格しました。
通信教育:小学5,6年生の2年間「進研ゼミ」を受講▶中学1年生のときに「スタディサプリ」を始める。
今回は、中学生が塾へ行かずに家で勉強する方法を解説していきます。
この記事では、実際に私の子供が中学生ときにやっていた勉強方法を紹介しています。
この方法をきちんと実践すれば、期末テストで5~7割程度の点数を取ることは可能です。
ちなみに、塾へ行かずに高校受験を受けるお子さんの割合を知りたい方は、高校受験を塾なしで受ける人の割合は?【中学生ガイド】をご覧ください。
それでは、さっそく紹介していきます。
もくじ
中学生の塾なし勉強方法の基本的なやり方3つ

中学生が塾へ行かずに勉強する、基本的なやり方を解説していきます。
勉強ができないお子さんは、基本的なことを意識して変えるだけで、グンと伸びたりします。
勉強方法は、おもに3つあります。
基本的な勉強方法①:授業を集中して聞く
②:わからないところを放置しない
③:ワークや教科書の問題を3回解く
ひとつずつ解説していきますね。
①:授業を集中して聞く
単純なことなんですが、勉強ができる子供って授業に集中して聞いているんですよね。
しかし、学年を重ねるごとに難しくなる数学や英語の授業を一度で理解できるお子さんは少なく、そのうえわからないところを放置してしまいます。
とはいえ、授業中に先生の話を聞き逃さないことを意識すれば、理解度も変わってきます。
数学と英語は重要特に数学と英語はつまずきやすい教科です。わからないところを放置しないようにしましょう。
家で一人で勉強しているとわからないところが出てきますよね。
数学なんかは解き方がわからないと、イライラしてやる気がなくなってしまうなんてこともあります。
そんなときは、下記のやり方をすることで解決できます。
②:わからないところを放置しない
授業でわからなかったところは、家で復習します。家でもわからなかった場合は、先生やわかる友達に聞くのがいちばんです。
しかし「内気な性格の子」「友達の目が気になり聞くことができない子」は、なかなか人に聞くことができないんですよね。わが子もそうでした。
内気なわが子が選んだ方法
私の場合、子供と相談した結果、通信教育の「スタディサプリ」を取り入れました。わからないところの動画を見て、ひとりでも理解することができました。
通信教育のスタディサプリについては、スタディサプリ中学講座の口コミ・評判をどこよりも詳しく紹介!をご覧ください。

わからないところを放置したら、ずっとわからないままなんですよね。
手遅れになる前に解決してあげましょう。
③:ワークや教科書の問題を3回解く
ワークや教科書の問題は、最低でも3回は解き直してください。
なぜなら、期末テストの範囲は教科書、ワーク、プリントなどから出題されるからです。
ワークを極めることが、テストでの得点につながります。
どの教科でも使えるワークのやり方- はじめは普通に解く
- わからなかったところ、悩んだところに印をつける
- もう一度やり直す
手順①:はじめはいつも通りに解いていきます。
手順②:全部解き終えたら答え合わせをします。わからなかった問題に×印、悩んだ問題には△印などチェックしておく。
手順③:チェックが付いた問題だけを、解けるようになるまでやり直します。
復習するときの間隔は、1日後、3日後、1週間後などだんだん伸ばしていくと、記憶を定着させることができます。

テレビを見ているときのCMの間、お風呂などのスキマ時間を上手に利用して、さっき覚えたことを思い出す作業をすると記憶に残りやすいですよ。
中学生が塾に行かずに勉強する時間はどれくらい?

中学生が塾に行かないで家で勉強するということは、自分で時間の管理をしなければなりません。
下記のグラフは、学年別の平日の勉強時間を表しています。
平日の学習時間
上記のグラフは、「宿題」「家庭学習」「学習塾」の3項目で表しています。
〈中1〉平日の平均勉強時間
1時間45分- 家庭学習の時間:31.2分
- 宿題の時間:57.3分
- 塾の時間:16.2分
〈中2〉平日の平均勉強時間
1時間42分- 家庭学習の時間:30.0分
- 宿題の時間:51.4分
- 塾の時間:21.0分
〈中3〉平日の平均勉強時間
2時間14分- 家庭学習の時間:43.9分
- 宿題の時間:51.3分
- 塾の時間:38.5分
中学3年生は、受験勉強があるため家庭学習の時間が長くなっていると考えられます。

中学生って忙しいですよね。
家でスマホをいじっている時間、ゲームをしている時間を減らしてライバルに差をつけちゃいましょう。
ちなみに、理想の勉強時間については、下記の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみて下さい。
中学生の塾なし勉強方法を教科別で解説

ここからは、塾に行かない中学生の勉強法を、教科別に解説していきます。
実際に筆者の子供がやっていた勉強方法でもあります。
数学の勉強方法
数学は積み重ねがとても大切な教科です。
教科書の問題とワークは、最低3回は解き直します。
1回目:普通に解く
2回目:間違えたところ、悩んだところだけを解く
3回目:スラスラ解けるまで解く
このやり方をすれば、わからない問題だけを解いていくことになるので、効率よく勉強できます。
さらに、繰り返し解くことで定着していきます。
英語の勉強方法
英語も数学と同じで、積み重ねが大切な教科です。
苦手意識を持つ中学生も多いと思います。
テストでは、「読む」「聞く」「書く」が必要とされ、すべてができないと得点にはつながりません。
基本は、教科書の英文を覚えるくらい読みます。単語と文法を意識しましょう。そのときは、声を出して読みます。
英語は音読することで、記憶に残りやすくなります。
寝る前に1回でもいいので、教科書を読んでおくとで、テスト前に慌てて単語や文法を覚えることがなくなりますよ。
期末テストなどの前は、教科書とワークを繰り返し解きます。
単語は自分でミニテストを作って、どれくらい覚えているか確認ます。
文法は、語順が大切なので実際に紙に書いてみて、語順の順番を覚えているか確かめます。
国語の勉強方法
国語はすべての教科の基本となる教科。
英語と同じように教科書をよく読み、物語と漢字を覚えます。覚えたら、ワークを解いていきます。
漢字は必ず覚えましょう。漢字のミスで点数を落とすのはかなりもったいないですから。
国語のテストは文章問題がほとんどなので、ワークを解いて回答方法のパターンを身につけておきましょう。
ややこしいのが、「文法」「古文」「漢文」です。これらは、暗記していないと解くことはできません。
とにかくひたすら覚えましょう。
理科と社会の勉強方法
理科と社会は、暗記がカギとなる教科です。
また、成績が上がりやすい教科とも言えます。
理科
理科の暗記は、必ず図とセットで覚えましょう。
理科は、問題と答え方のパターンが決まっているので、手順と結果を覚えれば正解することができます。
計算問題の公式は必ず暗記しておきましょう。
社会
社会も暗記がメインの教科です。
社会は地理の場合、地図を見てその地域の特徴、場所などをセットで覚えます。
歴史はほぼ暗記なので「誰が何時代に何をしたか」というようにひとつずつ覚えていくことが大切です。
勉強が苦手なお子さんは、通信教育のすららをおすすめします。
すららは、基礎基本からじっくり定着させていくことができる教材です。
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塾に行かずに勉強することを選んだ理由

わたしが塾ではなく、家で勉強させることを選んだ理由を2つ紹介します。
1つ目:塾代の節約
2つ目:時間の節約
1つ目:塾代の節約
中学生の塾代ってどれくらいするか知っていますか。
月額:2~7万円(個別、集団で異なる)
この他に、テキスト代、講習費、教室維持費、模試代などの費用がかかり、1年間ではおよそ40万円になります。
高いですよね。
我が家は塾はではなく、家庭学習を選びました。
しかし、独学だけでは無理があると思ったので、通信教育の「スタディサプリ」で勉強しました。
スタディサプリなら、5教科で月々2,178円で受講できるんです。塾と比べると、かなりの費用を抑えることに成功しました。
中学生の塾代の詳しくは、中学生の塾代は高い【1年間の平均費用と節約方法】で紹介しています。
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2つ目:時間の節約
中学生って忙しいですよね。
朝早く家を出て、部活をしてくると家に着くのは6時過ぎになります。しかも、帰ってくるとクタクタです。
私が住んでいる地域は田舎なので、学習塾は数えるほどしかありません。その中で行きたい塾まで、往復30分かかるんです。

30分あったら夕ご飯、お風呂、宿題のどれか済んじゃいますよね。
というわけで、塾なしで勉強することに決めました。
まとめ:塾へ行かなくても勉強方法はある

今回は、塾へ行かずに家で勉強できることをお話ししてきました。
本記事の要約中学生の塾なし勉強法の基本的なやり方3つ
- 授業を集中して聞く
- わからないところを放置しない
- ワークや教科書の問題を3回解く
中学生が塾に行かずに勉強する時間はどれくらい
- 中1:1時間45分
- 中2:1時間42分
- 中3:2時間14分
中学生の塾なし勉強方法を教科別で解説
- 数学と英語は積み重ねが大切
- 国語は回答パターンを身につける
- 理科と社会は暗記がメイン
塾へ行かずに勉強することを選んだ理由
- 塾代の節約
- 時間の節約
受験は待ってくれません。
この記事を読み終えたら、さっそく取りかかりましょう。
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