小学6年生の子どもが中学生になる前にやっておきたいことが知りたいな。
中学生になると勉強が難しくなるから心配。
こんなお悩みに答えていきます。
本記事の内容・中学生になる前に勉強に慣れておこう
・小6からできる勉強方法
・中学生になったら気を付けたい生活面での注意点
当ブログでは、わが子が塾なしで高校受験第一志望に合格した方法を紹介します。
今回は、中学生になる前にやっておくことを紹介します。
記事の前半で、中学入学までにやっておきたい勉強とその方法、後半で中学校に向けて生活面での注意点を解説しています。
ぜひ最後までお読みください。
中学生になる前に勉強に慣れておこう
まずはじめに、中学生になる前に勉強に慣れておくことが大切な理由をお話します。
中学生になる前の学習準備①:今までの復習をする
②:自主学習のクセをつける
③:英語学習の早期開始
それでは1つずつ解説します。
①:今までの復習をする
中学生になるとグッと学習内容が難しくなり、つまづくことが増えます。
そのため、小学生のうちに復習しておくことが大切なんです。
復習方法は学校のワークや市販の問題集などさまざまですが、中学生に向けて通信教育の利用がおすすめです。
通信教育を進めする理由は、自分で問題集を解くよりも、タブレットや映像授業で効率よく学習できるからです。
小学生のおすすめの通信教育
また、中学校では高校受験においての「内申点、調査書」がかなり重要になってきます。
「調査書」とは、生徒の学習状況や学校生活について中学校が記載し、高校に提出する文書のことで、俗に内申書と呼ばれ、入試の選考資料として使われます。
引用:ベネッセ 教育情報サイト
調査書(内申書)の内容のうち、主に教科の成績を点数化したものが「内申点」と呼ばれます。内申点は各教科の「評定」(通知表に1~5で記される成績)を使って計算されます(県によっては特別活動なども点数化されるところがあります)。
ただし、何年生の成績を使うか、実技4教科の扱いなど、算出方法は各都道府県によって異なります。
おもに「授業態度」「成績」、英検や漢検などの「所有資格」で判断され、これらが悪いと受験に影響を及ぼすというわけです。
つまり、中1のうちから内申点を意識して良い成績を残すことで、高校受験のときに有利になるんです。
わが子は、中学生からスタディサプリを始めました。忙しい中学生にはピッタリでしたよ。
【親目線の本音レビュー】スタディサプリを実際に使った感想
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②:自主学習のクセをつける
中学生になると、自主的に学習を進める能力が求められます。小学生のうちから、自分で計画を立てて学習する習慣を身につけられることが理想です。
自主学習で苦手な教科の復習をしましょう、普段の積み重ねで勉強習慣が身につき定着率もアップします。
エビングハウスの忘却曲線って知っていますか?
エビングハウスの忘却曲線は、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが19世紀に提唱したもので、記憶がどの程度の速さで消失していくかを実験的に示したものです。
- 最初の急速な忘却:記憶した直後から急速に忘却が進み、最初の1時間で約50%以上の内容を忘れると言われています
- 緩やかな忘却: 最初の急激な忘却の後、残りの記憶はよりゆっくりと忘れられていきます。24時間後には約70%を忘れてしまい、1週間後には約75%を忘れると言われます
- 記憶の固定:完全に忘れることはなく、ある程度の記憶が長期にわたって残ります。約1か月後でも20%程度は覚えています
記憶の消失を防ぐには?
・学習直後の20分以内に復習
・1時間後に再度復習
・1日後、1週間後に復習
このような感じで、定期的に記憶を呼び戻す作業が必要です。ほとんどが1度では覚えられないからですね。
なぜ、エビングハウスの忘却曲線を紹介したかと言うと、中学で行われる定期テストに向けて日頃から学習内容を定着させておく必要があるからですね。何度も繰り返し覚えれば、テスト前に慌てるとか、無謀な一夜漬けを防ぐことができますよ。
なお、中学受験をしない限りは「小学生に塾は必要ない」と言えます。詳しくは、以下の記事で解説しているのでぜひ読んでみてくださいね。
小学生を塾に通わせて大丈夫?後悔する前に知りたいことを紹介
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③:英語学習の早期開始
中学校から本格的に始まる英語学習に備えて、早めの準備をしておくことをおすすめします。
中学で習う英語の特徴は以下です。
・単語:文部科学省の学習指導要領によると、中学校卒業時までに約1,200~1,500語の英単語を習得する
・コミュニケーション:英語を使ったコミュニケーション能力を育成することを重視。文法や語彙を単に暗記するだけでなく、それを実際に使って意見を述べたり、質問したりする力をつける
・文法の段階的な学習:英語の文法は、中学1年生から順を追って学習していき、3年生でより高度な文法になる。基本的な文法をしっかり理解することが、その後の英語学習の基盤となる
・リスニングとスピーキング:リスニングやスピーキングの練習も重要な要素。教科書の音読やリスニング教材を使った練習を通じて、耳を英語に慣らし、発音を強化していく
・英検や受験対策:中学3年生になると、高校入試や英検などの試験対策を意識した学習が増え、長文読解やリスニング問題の対策も行う
本格的に始まる英語学習に備えて、早めの準備をしておくと有利に学習を進めることが可能。
英語は、積み重ねが大事な教科です。楽しみながら英語に親しむことから始めましょう。
小学生の英語学習は下記の教材で気軽に始められますよ。
中学生の学習はスタートダッシュが肝心です。
小6からできる勉強方法3つ
小6からできる勉強方法を紹介します。
小6からできる勉強方法①:市販の問題集を購入する
②:YouTubeを視聴する
③:通信教育を利用する
それでは解説していきます。
①:市販の問題集を購入する
市販の問題集は、勉強することに慣れている小学生じゃないと難しいかと思います。
なぜなら、初めて見る中学校の問題を、テキストのみで答えていかなければならないからです。
中学受験に向けて毎日勉強している子どもでないかぎり、小6の子どもが、テキストを使ってひとりで勉強するのは結構大変かと。
テキストで勉強するのはかなりハードルが高いので、これから紹介する方法がおすすめです。
②:YouTubeを視聴する
YouTubeの「勉強系ユーチューバー」のチャンネルを利用します。
YouTubeなら無料ですしね。
しかも、「学校の授業よりもわかりやすい」という口コミも多かったりするんです。
おすすめのチャンネルは下記の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
【勉強系YouTuber】中学生に人気ランキング!
続きを見る
③:通信教育を利用する
通信教育と言っても多くの種類があります。
今回は、中学生の先取りにおススメな通信教育を紹介しますね。
おすすめの通信教育①:進研ゼミ小学講座
進研ゼミ小学講座は、教科書準拠で学校と同じ進度で学習が可能。
タブレットを使った学習がメインで、テキストとの併用で勉強していきます。
小学6年生の講座では、6年間の復習と中学の先取りができる教材が付いてきます。
3月号では「中学先取りマンガ」という、中学校に向けた先取りを漫画でわかりやすく解説してくれる教材が手に入ります。
わたしの子どもも小学生のときに進研ゼミを利用していましたが、タブレット学習なので、小学生でも遊び感覚で勉強できました。
自分で勉強するのが難しかったら、通信教育を利用してみるものひとつです。
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②:スマイルゼミ
スマイルゼミは、タブレット学習に特化しており、紙のテキスト教材はありません。教科書準拠のため、学校と同じ進度で勉強できます。
先ほど解説した英語学習にも力を入れており、小学生でもタブレット1台で簡単に学習を進められます。
また、1講座は約15分なので集中力が切れる前に学習を終わらせることが可能。毎日のスキマ時間でサクッと勉強できますよ。
③:スタディサプリ
スタディサプリの特徴は、月額料金が安いところ。月2,178円からはじめられます。
スタディサプリは、授業動画を見ながら勉強するスタイルです。
すごいのが、一度登録すれば小学校から中学校まで動画が自由に見放題なところ。
この安さでこの自由度の高さは、スタディサプリだけと言えます。
自分の苦手な単元の動画を、ピンポイントで視聴できるのでかなり効率よく学習できます。
下記に、スタディサプリの口コミと評判についてまとめたので、ぜひご覧ください。
スタディサプリ中学講座の口コミ・評判をどこよりも詳しく紹介!
続きを見る
通信教育の中でも圧倒的に低価格なので、お試ししてみてもいいかもですね。
④:すらら
すららは勉強が苦手なお子さんにぴったりな教材です。
基礎基本を中心とした問題構成で、先取りさかのぼりが自由にできることろが特徴。
不登校や帰国子女のご家庭から選ばれています。
すららは最悪・うざいって本当なの?リアルな口コミ・評判を紹介!
続きを見る
すららの詳細は下記からご覧ください。
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中学生になったら気を付けたい生活面での注意点3つ
中学生になると、小学生のときにはなかった生活面での変化が見られます。
そこで、中学生になる前に気を付けたい生活面での注意点3つほど紹介します。
生活面で気を付けたいこと①:スマホの使い方に気を付ける
②:人間関係が変わる
③:生活リズムが変わる
1つずつ解説していきます。
①:スマホの使い方に気を付ける
中学生でスマホを持たせるご家庭も多いのかなと思います。
実際に小学生でもスマホを持っているお子さんも多いです。
下記の図は、総務省が発表しているスマホに関する調査の結果の一部です。
スマホを利用開始する時期は、中1が多いことがわかりますね。
スマホの使い方で注意することは下記です。
スマホ使用での注意点
・使用時間を決める
・SNSの使い方を決める
・フィルタリング機能を使用する
夜遅くまで見ていないようにすること。また、SNSの使いを親子で決めたりやフィルタリングをかけて、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
②:人間関係が変わる
中学生になると「先輩、後輩」の関係がはっきりしてきます。
わたしの子どもの中学校では、特に、運動系の部活動で上下関係が厳しかったです。
言葉使いや態度などに気を付けて、上級生に目を付けられないようにしましょう。
先輩に対する態度言葉遣いを知らないお子さんには、中学生になる前に教えておいた方がよさそうですね。
③:生活リズムが変わる
中学生になると、部活動がスタートしますよね。
朝練や、夕方は6時近くまで学校にいることも多くなり自由時間が少なくなります。
中1になったら、まずは上手に時間を使い勉強するクセをつけるのがおすすめですね。
たとえば、夕食とお風呂が終わったらすぐに宿題や勉強を始めて、寝るまでの時間を自由時間にする。とかですね。
そのためには、スマホやゲーム使い方を親子で決めておくといいですよ。「自分の使える時間」が見えてくるかと思います。
最初のうちは体がついていかないかもですが、だんだん慣れてきますよ。
まとめ:中学受験をしなくても小6から勉強に慣れておこう!
繰り返しになりますが、中学生になる前に小学校の復習は必ず済ませておきましょう。
もし余裕があれば、中1の先取りもやっておくと学習がグッと楽になりますね。
具体的には、下記がおすすめです。
復習&先取りの勉強方法
- 市販の問題集を購入する
- YouTubeを活用する
- 通信教育を利用する
個人的には通信教育の利用がおすすめです。小学生で独学で勉強するのはかなり大変だからですね。
ゲーム感覚、遊び感覚で予習復習できる通信教育がおすすめです!
最後までご覧いただきありがとうございました。