

塾を辞めたいけど気まずくて辞めづらい。何かいい方法と理由があるなら知りたいな。
こんなお悩みにお答えします。
この記事を書いている人
当ブログでは、わが子が塾なしで勉強した方法や使用した教材などを紹介します。
今回は、塾を辞めるのが気まずい人に、最適な辞め方の理由と例文を紹介します。
お世話になった塾の先生に「辞めたいです」ってなかなか言いづらいですよね。
「引き止めにあったらどうしよう」とか「辞めさせてくれなかったらどうしよう」などと考えてしまうのではないでしょうか。
この記事を読めば、円満に退塾できる解決法が見つかります。
ぜひ最後までお読みください。
塾を辞めるのが気まずい理由

お世話になった先生に、塾を辞めたいと言うのは気が引けますよね。
特に塾は講師との関係が比較的近く、定期的な面談ややり取りを通じて親密さが生まれるため、「申し訳ない」「言いづらい」と感じてしまいがちです。
引き止められることへの不安や費用を支払い続けてきた経緯があるため、途中で辞めることに対する罪悪感や申し訳なさも感じてしまいがちです。
しかし、多くの塾では毎月一定数の退塾者が出ることは普通のことであり、過度に心配する必要はありません。
とはいえ、あなたが塾を辞めたいと思ったのには理由があるはず。
塾側から見るとあなたはひとりのお客さんでしかないので、あまり深く考えなくても大丈夫ですよ。
少し勇気を出して言ってみれば、案外すんなりと辞められたりするものです。

先生の方から、「大学受験で待ってるよ」とか「またいつでもおいで」などと言ってもらえることもありますよ。
気まずくならずに塾を辞める方法

塾を辞める際の気まずさを軽減するためには、事前の準備がカギとなります。
ここでは、スムーズに辞めるために必要な具体的なポイントを解説します。
①:辞める理由を明確にする
退塾の際は、あいまいな理由よりも具体的で納得感のある理由を伝えることが大切です。
あいまいな理由では、塾側に引き止められる可能性が高くなるからです。
理由が明確であれば、塾側も納得しやすく、無用な引き止めを避けることができるでしょう。
退塾の意思が固まったら、その理由をしっかりと伝える準備を整えることが円満退塾への第一歩となります。

おすすめの退塾理由はこの後紹介するので、このまま読み進めてくださいね。
②:辞めるタイミングを確かめる
退塾を円滑に進めるには、タイミングの見極めも重要です。
月謝制の個別指導塾は多くの場合、支払い済みの月謝は、月の途中であっても返ってきません。
たとえば、翌月の月謝が発生する前に伝えれば金銭的な無駄も防げますね。
また、定期テストや講習会の直前は避けるなど、配慮のある時期を選ぶと、相手側の印象も良くなります。
事前に塾側のルールを確認し、余裕をもって伝えるのが理想的です。
塾を辞めるときにおすすめの理由と例文

ここからは、塾を辞めるときのおすすめの理由と例文を紹介します。
塾を円満に辞めるためには、塾側が引き止めにくい理由を選ぶことが重要です。
おすすめの退塾理由①:経済的に厳しくなった
②:部活やほかの習い事忙しく通えない
③:子どものやる気がない
どんな理由であろうとも「必ず辞める」強い意志が必要です。
なぜなら、引き止められてしまうかもしれないからですね。
①:経済的に厳しくなった
退塾理由で迷ったら「経済的な事情」がおすすめです。
家計のお金の話はデリケートな問題であるため、塾側もしつこく追求してきません。
この理由は最も使いやすく、塾側も深く追及することができない内容です。
金銭的な問題は個人的な事情のため、塾としても無理に引き止めることは困難な理由といえます。
以下に例文を紹介します。
経済的な理由【電話での例文】
こんにちは。いつもお世話になっております。
〇〇の母(または父)ですが、〇〇先生はいらっしゃいますでしょうか?
〜〇〇先生に代わってもらったあと〜
お忙しいところ失礼いたします。〇〇の母(父)です。今、お話しできるお時間いただけますか?
大変申し上げにくいのですが、経済的な理由で退塾させていただきたくご連絡差し上げました。
(〇月末などの時期)をもって退塾をお願いできればと考えております。
お手続きや必要なことがありましたら、教えていただけますでしょうか?
〜手続きの案内を受けたあと〜
承知いたしました。これまでご指導いただき本当にありがとうございました。
またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、失礼いたします。
経済的な理由【メールでの例文】
いつもお世話になっております。
○○の母です。
大変申し上げにくいのですが、経済的な理由で退塾させていただきたくご連絡差し上げました。
先生方には熱心にご指導いただき感謝しております。
今後も先生方のご活躍と、○○塾の発展を心よりお祈り申し上げます。
今まで大変お世話になりました。ありがとうございました。
②:部活やほかの習い事忙しく通えない
部活動や習い事との両立が困難になったという理由も、塾側が反論しにくい退塾理由の一つです。
部活動との両立や、学校の課題で忙しくて塾に通う時間が確保できないという理由も、有効な退塾理由として挙げられます。
特に中学生の場合、部活動が本格化する時期と重なることが多いため説得力があります。
この理由であれば、塾側も「部活を辞めて塾に来なさい」とは言えないため、理解を得やすい内容です。
以下に例文を紹介します。
忙しく通えない理由【電話での例文】
こんにちは。いつもお世話になっております。
〇〇の母(または父)ですが、〇〇先生はいらっしゃいますでしょうか?
〜〇〇先生に代わってもらったあと〜
お忙しいところ失礼いたします。〇〇の母(父)です。今、お話しできるお時間いただけますか?
大変申し上げにくいのですが、部活動が忙しく塾へ通うことが困難になってしまったため、退塾させていただきたくご連絡差し上げました。
(〇月末などの時期)をもって退塾をお願いできればと考えております。
お手続きや必要なことがありましたら、教えていただけますでしょうか?
〜手続きの案内を受けたあと〜
承知いたしました。これまでご指導いただき本当にありがとうございました。
またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、失礼いたします。
忙しく通えない理由【メーでの例文】
いつもお世話になっております。
○○の母です。
大変申し上げにくいのですが、部活動が忙しく塾へ通うことが困難になってしまったため、退塾させていただきたくご連絡差し上げました。
先生方には熱心にご指導いただき感謝しております。
今後も先生方のご活躍と、○○塾の発展を心よりお祈り申し上げます。
今まで大変お世話になりました。ありがとうございました。
おすすめの理由③:子どものやる気がない
お子さんの学習意欲や塾への取り組み姿勢を理由にする場合は、伝え方に注意が必要です。
ポイントは、親として苦渋の決断であることを伝えましょう。
ただし、この理由を使う際は塾側から「やる気を出させる方法を一緒に考えましょう」と提案される可能性もあるため、明確な意思を示すことが重要です。
退塾後の学習プランも併せて伝えると、より納得してもらいやすくなりますよ。
以下に例文を紹介します。
子どものやる気がない【電話での例文】
こんにちは。いつもお世話になっております。
〇〇の母(または父)ですが、〇〇先生はいらっしゃいますでしょうか?
〜〇〇先生に代わってもらったあと〜
お忙しいところ失礼いたします。〇〇の母(父)です。今、お話しできるお時間いただけますか?
大変申し上げにくいのですが、子どもが塾を嫌がっており無理に通わせても効果が期待できないと判断し、退塾させていただきたくご連絡差し上げました。
(〇月末などの時期)をもって退塾をお願いできればと考えております。
お手続きや必要なことがありましたら、教えていただけますでしょうか?
〜手続きの案内を受けたあと〜
承知いたしました。これまでご指導いただき本当にありがとうございました。
またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、失礼いたします。
子どものやる気がない【メールでの例文】
いつもお世話になっております。
○○の母です。
大変申し上げにくいのですが、子どもが塾を嫌がっており無理に通わせても効果が期待できないと判断し、退塾させていただきたくご連絡差し上げました。
先生方には熱心にご指導いただき感謝しております。
今後も先生方のご活躍と、○○塾の発展を心よりお祈り申し上げます。
今まで大変お世話になりました。ありがとうございました。
塾を辞めるときに引きとめらてしまう理由

塾を辞めるときにあまりおすすめしない「理由」を紹介します。
なぜなら、引き止めに合う可能性があるからですね。
以下をご覧ください。
おすすめしない退塾理由おすすめしない理由①:成績が上がらない
おすすめしない理由②:講師と合わない
それでは、解説します。
おすすめしない理由①:成績が上がらない
成績が上がらないということは、塾の力不足と捉えられてしまうのです。
結果、「授業時間を増やしましょうか?」とか「担当講師を変更しましょうか?」などと言われてしまうことがあります。
辞めると決めたらきっぱり辞めたいですよね。
なので、成績が上がらないという理由はおすすめできないのです。
おすすめしない理由②:講師と合わない
この理由は個別指導の場合に使われがちです。
おすすめしない理由は、「ほかの講師に変更いたしますよ」と対応されてしまい、辞めにくくなってしまうからですね。

やむおえない理由を言う方が辞めやすくなりますね。
塾を辞めたあとの勉強方法

塾を辞めたあとも勉強は続けていかなければなりません。
高校受験のために、後悔しないよう学力をつけておく必要があるからですね。
以下では、塾を辞めたあとの勉強方法を紹介します。
退塾後の勉強方法①:他の塾に通う
②:家庭教師
③:通信教育
④:独学
1つずつ解説します。
①:転塾して他の塾に通う
他の塾へ通うために、今の塾を辞める人もいるかと思います。
そんな人は別の塾が次の勉強方法になりますね。
ただひとつ言えることは、他の塾でも講師との相性や授業のやり方など、合わない可能性はあるということです。

別の塾へ通う前に、必ず体験授業や見学をしましょう。
②:家庭教師
家庭教師のメリットは、マンツーマン指導のため苦手を克服しやすく、いつでも質問できる環境があり効果的に学習できる所です。
とはいえ、塾よりも料金が高いところがデメリットでもあります。
家庭教師の料金相場(週1~2回)
・1時間当たり3,000~8,000円
・月3~6万円
この他に、講師の交通費を負担する場合もあるので、利用の際は確認が必要です。

他人を家に上げるのが気になる人もいるかもですね。
③:通信教育
通信教育は、塾や家庭教師よりも月額料金を安くおさえられるのがメリットです。
さらに、自分のペースで学習を進められるため、勉強へのストレスを最小限に抑えられます。
部活が忙しい、送迎ができない、人との関わりが苦手といった場合は、通信教育がぴったりです。
私の子どもは通信教育のみで、偏差値を60台まで上げたので、塾なしでも勉強していくことは可能だと言えます。
塾なしでの高校受験の勉強方法は、下記の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
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スタディサプリの本音レビュー!口コミ評判、デメリットを徹底解説
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塾を辞めるときによくある質問
塾を辞めたいと思ったときに、疑問や不安は感じることでしょう。
ここでは特に多く寄せられる質問について、丁寧にお答えしていきます。
①:お礼は必要なの?
退塾時にお礼の品まで用意する必要はありません。
電話やメールで「これまでお世話になりました」と一言添えるだけで十分です。
もし講師に特別な感謝の思いがある場合や、少しでも気持ちよく辞めたいと考えるなら、菓子折りなどの簡単な手土産を渡すのもよいでしょう。
とはいえ、お礼の有無で印象が大きく変わることは少ないため、無理に形式にこだわらなくても問題ありません。
②:子どもと親どっちが言った方がいいの?
退塾の連絡は、保護者が行うのが基本です。
子どもが「辞めたい」と塾に伝えたとしても、正式な手続きとしては保護者の意思確認が必要です。
塾側は保護者との合意があるかを重視するため、最初から親が連絡する方がスムーズです。
本人が先に意思表示しても、結局は「保護者の方と相談してください」と言われるケースがほとんどです。
そのため最初から親が対応する方が安心です。
③:辞めると言ったらすぐに辞められるの?
退塾は基本的にいつでも可能ですが、塾ごとに規定や締め日があります。
たとえば、多くの塾では翌月分の月謝を前月に支払うため、月初に伝えると翌月分の料金が発生してしまうこともあります。
無駄な出費を避けるには、次の月謝が発生する前に余裕を持って伝えるのが理想的です。
スムーズに辞めるためにも、事前に退塾に関するルールやタイミングを確認しておきましょう。
④:塾を辞めるときはメールと電話どっちがいいの?
基本的には電話での連絡が無難です。
担当者と直接会話ができるため、意思や状況が正確に伝わりやすく、誤解が生じにくくなります。
メールでも構いませんが、返信に時間がかかることもあり、タイミングによってはスムーズに進まないこともあります。
まずは電話で簡単に事情を伝え、その後必要に応じて文面でもフォローすると、より丁寧な印象になります。
まとめ:塾を辞めたら他の勉強方法で高校受験対策をしよう!

塾を辞めるのは気まずいかもしれませんが、辞めたいと思っているなら早めに伝えましょう。
子どもに合う勉強方法を探して、早めの高校受験対策をしましょう。
本記事の要約おすすめの退塾理由
- 経済的に厳しくなった
- 部活が忙しく通えない
- 子どものやる気がない
退塾後の勉強方法
- 家庭教師
- 他の塾へ通う
- 通信教育
通信教育をご検討の人は、下記の記事が参考になるのでぜひご覧ください。
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