中学生の子どもの成績が悪くて進路が心配です。高校に行けるのか知りたい。
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容・成績が悪い中学生の特徴
・成績が悪い中学生の進路選択
・成績が悪い中学生の進路選択のポイント
・成績が悪い中学生に親ができること
当ブログでは、わが子が塾なしで利用した通信教育と勉強方法を発信します。
今回は、中学生の子どもの成績が悪くて、進路が心配な方に向けて解説していきます。
子どもが勉強しないと将来が不安になりますよね。
日本はまだまだ学歴社会です。高校を卒業していないと就職の際に影響する可能性が。
この記事を読めば、勉強が苦手なお子さんの将来の選択肢と勉強方法がわかります。
成績が悪い中学生の特徴
成績が上がらず、進路に迷ったときの選択肢を4つ紹介します。
成績が悪い時の進路①:偏差値の低い高校へ進学
②:定時制高校
③:通信制高校
④:就職
①:偏差値の低い高校へ進学
1つ目の進路は、偏差値の低い高校への進学です。
卒業後、大学や短大に進学する子は少なく、就職する人がほとんどです。
わたしが住んでいる地域の農業高校は、偏差値38ぐらい。卒業後の就職先に地元の企業に勤める子が多数います。
昔から企業と高校に信頼関係があり、卒業生を優遇して雇ってもらえます。
かねてから就職に力を入れている高校なので、地元企業からの評判もよかったりします。
偏差値が低くても、農業高校や商業高校、工業高校などは専門的な知識を身につけられるので、就職に有利でもあります。
②:定時制高校
定時制高校とは、夜間に学校に通います。
偏差値の低い人や、学費の関係で昼間は働いて夜勉強している方もいます。
卒業後は高卒認定がもらえるので進学も可能です。
③:通信制高校
通信制高校とは毎日通う必要がない高校です。
ほとんどの学校で、内申点や試験はなく面接だけで入学できます。
デメリットは自分で管理をしないと卒業するのは難しいです。レポートや登校日などの管理が必要です。
卒業後は高卒認定がもらえるので進学も可能です。
④:就職
日本はまだまだ学歴社会なんですよね。
中卒には厳しく、仕事に就くのも一苦労します。
たとえば、バイトですら「高卒以上」なんて制限があったりします。
やむを得ず中卒で働く場合は、肉体労働や親の跡継ぎ、中小企業で中卒可の企業などが挙げられます。
給料は、高卒・大卒よりも低くなるところがほとんどです。
できれば、中卒で就職するのは避けたいですね。
成績が悪い中学生の進路選のポイント2つ
進路を選ぶときの大事なポイントは2つあります。
①:レベルに合った高校を選ぶ
お子さんの学力に合った高校を選ぶことが大切です。
なぜなら、ギリギリでレベルの高い高校に入学しても、入学後の勉強についていけず退学する人もいるから。
将来、進学か就職かも視野に入れながら選ぶといいですよ。
現在は普通科の他にも、様々な専門的な学科が増えています。
高校の学科別生徒数レベルに合った高校の選択と自分のやりたいこと、将来を見据えて学校を選ぶといいかもです。
②:子どもの意見を尊重する
子どもの意見は必ず聞くことです。
少しでも偏差値の高い高校へ入学してもらいたいものですが、親の意見を押し付けるのは絶対にやめましょう。
子ども自身が納得しないと、その後の高校生活が続かなくなってしまう可能性があるからですね。
成績が悪い中学生の特徴
成績が悪い中学生には特徴があります。
成績が悪い中学生の特徴①:勉強のやり方がわからない
②:目標がない
③:スマホやゲームに夢中
④:スキマ時間を活用しない
⑤:勉強時間が足りていない
⑥:アウトプットができていない
1つずつ解説します。
①:勉強のやり方がわからない
何から手を付けていいのかわからないのです。
いざ「勉強しよう」と思ってもやり方がわからないから、的外れなことをやりがちに。
こうなると、勉強することをあきらめたり、無駄な勉強をやって時間だけが過ぎていくことになります。
②:目標がない
勉強する目的がわからないと、やる気がおきないんですね。
「定期テストで350点とる」だったり「行きたい高校がある」といったお子さんは、モチベーションが保たれています。
勉強ができないお子さんは、目標があっても努力の仕方がわからない子が多いですね。
参考までに、中学生の塾なし勉強方法【これだけやればテストの点数UP】をご覧ください。
中学生の塾なし勉強方法!テストの点数がUPする基本的なやり方を紹介
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③:スマホやゲームに夢中
SNSやテレビゲームに夢中で、勉強がおろそかになってしまいます。
注意としては、勉強しないからといってスマホやゲームを取り上げてはいけません。
親への不信感がつのり、反抗的になってしまう恐れがあります。
親御さんも、勉強しようとしている子どもの前でスマホをいじるのは控えましょう。
④:スキマ時間を活用しない
成績上位者はスキマ時間の活用が上手です。
たとえば、通学時間や家で夕ご飯を待っている時間、寝る前の10分に英語や理科、社会の重要単語を覚える作業をします。
毎日繰り返すことで、定着率が高まり忘れにくくなるのです。
テスト前しか勉強していない場合は成績が上がりにくい傾向に。なぜなら、継続した学習が定着率を上げるからですね。
スキマ時間のおすすめ活用法は、英単語や社会の年号などを覚えることです。テスト前に短時間で記憶することは、難しいし時間がかかるからです。
⑤:勉強時間が足りていない
先ほども言いましたが、テスト前だけでは圧倒的に勉強時間が足りていません。
中学生の学習量は膨大です。内容も難しくなり、理解して完璧に解けるようにするまで時間がかかります。
平日なら毎日1時間以上は勉強したいところ。中学生の勉強時間の平均を目安としてみて下さい。
中学生の勉強時間の理想は1日にどのくらい?短時間で効率よく勉強する方法を紹介
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⑥:アウトプットができていない
勉強にはインプットとアウトプットのバランスが大切。
具体的には、解き方を学んだら実際に手を動かして解く作業をします。解き方を学んでいる、インプットだけではNGということ。
問題を解いてみて正解すれば「できる」となります。間違えたら、もう一度解き直します。こうして、実際に問題を解いて「できる」を増やしていきましょう。
アウトプットが大切なのは、「解けた」という経験が自信につながるから。解けると勉強が面白いと感じるようになってきます。
成績が悪い中学生に親ができること
成績が悪い中学生に、親ができることを紹介します。
成績が悪い子どもに親ができること①:勉強することの意味を教える
②:勉強方法を一緒に考える
それでは解説していきます。
①:勉強することの意味を教える
勉強しないと将来どうなるのかを話します。
たとえば「肉体労働で過酷な仕事をするのか」「自分の好きな仕事に就き楽して稼ぐのか」など自分の未来像を想像させたりします。
しかし、中学生にはまだ、未来の自分を想像することは難しいかもしれません。
勉強しないと人生の選択肢が限られる。ということが伝わるように話しましょう。
成績が悪い中学生の進路選択!高校へ進学できるのか?
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②:勉強方法を一緒に考える
勉強方法とは「どんな手段で勉強していくか」ということです。
・独学
・塾
・通信教育
3つ挙げましたが、成績が悪いお子さんは、独学は難しいかと思います。
経済的に余裕があり、子どもが塾へ行くことに納得していれば通塾がいいかと思います。とはいえ、塾へ通えば成績が上がるわけではなく、子どもにやる気があることを前提に話すと通塾により成績が上がる可能性あります。
中学生には塾か通信教育か?最短で結果を出すための方法
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なお、部活や習い事で忙しくて塾に通えない方は、通信教育がおすすめです。
勉強が苦手なお子さんには、「すらら」と「進研ゼミ」がおすすめです。タブレットを用いた学習形態で、基礎基本から学習できます。
以下は、各通信教育を詳しく解説した記事です。
すらら
特にすららは、 勉強が苦手な子どもに向けて作られている教材なので、基本から学びたい中学生にぴったりです。
進研ゼミ
進研ゼミ中学講座の口コミ・評判は、【事実】進研ゼミ中学講座の口コミ・評判はわるくない!体験談も紹介をご覧ください。
スタディサプリ
スタディサプリは映像授業を見ながら自分で学習を進めていくため、ある程度の基礎基本ができていないと難しいかと思います。
まとめ:時間をかけて勉強しなければ成績は上がらない
正直のところ、塾や通信教育を始めたからと言って、成績はすぐに上がらないかもしれません。
本人のやる気や勉強時間、理解力などが関係してきますが、まずはお子さんに合った方法で勉強を進めてきましょう。
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