

中学生の子どもの成績が悪くて進路が心配です。勉強しない中学生に、どんな勉強方法があるのか教えてほしい。
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・成績が悪い場合の進路
・進路選びの大事なポイント2つ
・成績が悪い中学生の特徴
・成績が悪い中学生に親ができること
本記事の信頼性
この記事を書いている私の子供は、中学生のころ塾なしで、第1志望偏差値57の公立高校に合格しました。
通信教育:小学5,6年生の2年間「進研ゼミ」を受講▶中学1年生のときに「スタディサプリ」を始める。
今回は、中学生の子どもの成績が悪くて、進路が心配な方に向けて解説していきます。
子どもが勉強しないと将来が不安になりますよね。
日本はまだまだ学歴社会です。高校だけは卒業してないと就職の際に影響するかもしれません。
この記事を読めば、勉強が苦手なお子さんの将来の選択肢と勉強方法がわかります。
もくじ
中学生の成績が悪い場合の進路4つ

成績が上がらず、進路に迷ったときの選択肢を4つ紹介します。
成績が悪い時の進路選択①:偏差値の低い高校へ進学
②:定時制高校
③:通信制高校
④:就職
①:偏差値の低い高校へ進学
1つ目の進路は、偏差値の低い高校への進学です。
卒業後に進学する子は少なく、就職する人がほとんどです。
わたしが住んでいる地域の農業高校は、偏差値38ぐらい。卒業後の就職先に地元の企業に勤める子が多数います。
昔から企業と高校に信頼関係があり、卒業生を優遇して雇ってもらえます。
かねてから就職に力を入れている高校なので、地元企業からの評判もよかったりします。
偏差値が低くても、農業高校や商業高校、工業高校などは専門的な知識を身につけられるので、就職に有利でもあります。
②:定時制高校
定時制高校とは、夜間に学校に通います。
偏差値の低い人や、学費の関係で昼間は働いて夜勉強している方もいます。
卒業後は高卒認定がもらえるので進学も可能です。
③:通信制高校
通信制高校とは毎日通う必要がない高校です。
ほとんどの学校で、内申点や試験はなく面接だけで入学できます。
デメリットは自分で管理をしないと卒業するのは難しいです。レポートや登校日などの管理が必要です。
卒業後は高卒認定がもらえるので進学も可能です。
④:就職
日本はまだまだ学歴社会なんですよね。
中卒には厳しく、仕事に就くのも一苦労します。
たとえば、バイトですら「高卒以上」なんて制限があったりします。
やむを得ず中卒で働く場合は、肉体労働や親の跡継ぎ、中小企業で中卒可の企業などが挙げられます。
給料は、高卒・大卒よりも低くなるところがほとんどです。

できれば、中卒で就職するのは避けたいですね。
中学生の成績が悪いとき!進路選びの大事なポイント2つ

進路を選ぶときの大事なポイントが2つあります。
①:レベルに合った高校を選ぶ
お子さんの学力に合った高校を選ぶことが大切です。
なぜなら、ギリギリでレベルの高い高校に入学しても、入学後の勉強についていけず退学する人もいるからです。
将来、進学か就職かも視野に入れながら選ぶといいですよ。
現在は普通科の他にも、様々な専門的な学科が増えています。
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レベルに合った高校の選択と自分のやりたいこと、将来を見据えて学校を選ぶといいかもです。
②:子どもの意見を尊重する
子どもの意見を必ず聞くことです。
少しでも偏差値の高い高校へ入学してもらいたいものですが、親の意見を押し付けるのは絶対にやめましょう。

子ども自身が納得しないと、その後の高校生活が続かなくなってしまう可能性があるからですね。
成績が悪い中学生の特徴

成績が悪い中学生には特徴があります。
成績が悪い中学生の特徴①:勉強のやり方がわからない
②:目標がない
③:スマホやゲームに夢中
①:勉強のやり方がわからない
何から手を付けていいのかわからないのです。
いざ「勉強しよう」と思ってもやり方がわからないんです。
こうなると、勉強することをあきらめたり、無駄な勉強をやってしまいがちになります。
②:目標がない
勉強する目的がわからないと、やる気がおきないんですね。
「定期テストで350点とる」だったり「行きたい高校がある」といったお子さんは、モチベーションが保たれています。
勉強ができないお子さんは、目標があっても努力の仕方がわからない子が多いですね。
参考までに、中学生の塾なし勉強方法【これだけやればテストの点数UP】をご覧ください。
③:スマホやゲームに夢中
SNSやテレビゲームに夢中で、勉強がおろそかになってしまいます。
注意としては、勉強しないからといってスマホやゲームを取り上げてはいけません。
親への不信感がつのり、反抗的になってしまう恐れがあります。

親御さんも、勉強しようとしている子どもの前でスマホをいじるのは控えましょう。
成績が悪い中学生に親ができること

成績が悪い中学生の子どもに、親ができることがあります。
①:勉強することの意味を教える
勉強しないと将来どうなるのかを話します。
たとえば「肉体労働で過酷な仕事をするのか」「自分の好きな仕事に就き楽して稼ぐのか」など自分の未来像を想像させたりします。
しかし、中学生はまだ、未来の自分を想像することは難しいかもしれません。

勉強しないと人生の選択肢が限られる。ということが伝わるように話しましょう。
②:勉強方法を一緒に考える
勉強方法とは「どんな手段で勉強していくか」ということです。
・独学
・塾
・通信教育
3つ挙げましたが、成績が悪いお子さんは、独学は難しいかと思います。
経済的に余裕があり、子どもが塾へ行くことに納得していれば通塾するのがいいかと思います。
なぜなら、子どもがやる気になれば成績が上がる可能性が高いからです。
通信教育なら以下の3つがおすすめ・すらら
・進研ゼミ
・スタディサプリ
勉強が苦手なお子さんには、「すらら」と「進研ゼミ」がおすすめです。
2つともタブレットを用いた学習形態で、基礎基本から学習できます。
すらら
特にすららは、 勉強が苦手な子どもに向けて作られている教材なので、基本から学びたい中学生にぴったりです。
進研ゼミ
進研ゼミ中学講座の口コミ・評判は、【事実】進研ゼミ中学講座の口コミ・評判はわるくない!体験談も紹介をご覧ください。
スタディサプリ
スタディサプリは映像授業を見ながら自分で学習を進めていくため、ある程度の基礎基本ができていないと難しいかと思います。
まとめ:勉強しなければ成績は上がらない

正直のところ、塾や通信教育を始めたからと言ってすぐに成績が上がらないかもしれません。
本人のやる気や勉強時間、理解力などが関係してきますが、まずはお子さんに合った方法で勉強を進めていのが始まりです。
あまりお金をかけたくない方は、【2022年】中学生の通信教育ランキング!【料金が安い順】が参考になるかと思います。
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