中学生の理想の勉強時間はどれくらいなのかな。ほかの中学生がどれくらい勉強しているのかが知りたい。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容・中学生の勉強時間の理想と平均
・中学生の平均的な1日のスケジュール
・1日の勉強時間の理想は時間の長さより質が大事
・中学生が短時間で効率よく勉強する方法
当ブログでは、わが子が塾なしで高校受験第一志望に合格した方法と使用した教材を紹介します。
今回は、中学生の勉強時間の理想と平均について紹介と短時間も効率の良い勉強法を解説します。
最初にお伝えすると、「成績上位者ほど勉強時間が長い」という調査結果があります。
コロナ禍の休校中から2020年にかけて、成績上位層の学習時間は伸びているんです。
中3の1日の学習時間は、成績上位層が189分に対して、成績下位層は126分。
成績を上げるには、学習時間を長くとることが必要と言えますね。
それではさっそく、理想の勉強時間と効率的な勉強方法紹介します。
中学生の理想の勉強時間
中学生の理想の勉強時間を紹介します。
中学生の理想の勉強時間①:平日の勉強時間
②:休日の勉強時間
③:試験前の勉強時間
それでは1つずつ解説します。
①:平日の理想の勉強時間
部活動のある平日に、宿題以外に毎日2~3時間勉強するのはかなりハードかと。
とはいえ、中学校ってしょっちゅうテストがあるし、何もしないわけにはいかないですよね。
よく言われるのが、「学年+1時間」ですが、時間のとれない場合は、最低でも平日30分は勉強したいところ。
わが子は、宿題だけで1時間以上かかる日もありました。
②:休日の理想の勉強時間
休日は、最低3時間は勉強時間を確保するのが理想です。
中学生によくありますが、午前中に部活があると午後は疲れてしまい、結局ダラダラしちゃうパターン。
平日に勉強できないお子さんは、休日にまとめて勉強するのもいいかと思います。
③:試験前の理想の勉強時間
テスト前は、部活が休止期間に入っていつもより早く帰宅できる学校もあるのではないでしょうか。
平日でも1日3~4時間は勉強したいところです。
集中して勉強の質を保ちながら最低3,4時間は勉強しましょう。基本問題を必ず解けるようにしておくだけで、得点アップできます。
息抜きも必要なので、適度に休憩をはさんでくださいね。
中学生の平均的な勉強時間
次に、中学生の平均的な勉強時間を解説します。
ベネッセが調査した結果によると平均的な勉強時間は、
・中学1,2年生:1時間30分
・中学3年生:2時間14分
受験を控えている中学3年生の勉強時間は長くなっています。
冒頭でも言いましたが、成績上位者ほど長時間の勉強時間を確保しているように、成績を上げたい場合は勉強時間を増やす必要があります。
中学生の平均的な「平日、休日」の1日のスケジュール
中学生の平日と休日のスケジュールを紹介します。
平日と休日のスケジュール・平日のスケジュール【塾や習い事に通っている場合】
・平日のスケジュール【塾や習い事に通っていない場合】
・休日のスケジュール
それでは、平均的な中学生の1日のスケジュールを見ていきます。
平日のスケジュール【塾や習い事に通っている場合】
塾に行っている場合は、およそ2時間半の勉強時間となります。夜7時半から9時半までですね。
ちなみに塾から帰ってきたら、お風呂に入ったり宿題をするので、寝る時間は遅くなりがちです。
平日のスケジュール【塾や習い事に通っていない場合】
塾に行っていない場合は、2時間ほど自由時間ができます。
逆を言うと、自由時間を使って勉強しなければならないということです。
塾へ行っていない中学生で、成績がいい子は自ら勉強しているんですよね。
「塾へ通わせた方がいいのかな」と悩んでいたら、塾なし高校受験は可能なのか?合格までの道のりを徹底解説!の記事をご覧ください。
休日のスケジュール
休日は自由な時間が多くあるため、自分でスケジュール調整しながら学習を進めていきます。
たとえば、午前3時間。午後4時間、夜ご飯を食べたら2時間とかですね。
好きな時間に勉強すれば良いのですが、ダラダラやるのはNG。メリハリをつけて効率よく進めましょう。
ストレスが溜まらないように適度な休憩をはさんで気分転換するのがおすすめです。
中学生の効率の良い勉強方法
中学生が効率よく勉強するための方法を紹介します。
結論から言うと、長い時間机に向かっていても集中しなければ学習内容は頭に入りません。
言いかえると、効率よく勉強すれば短時間でも効果はあります。短時間と言っても、1日1~2時間は必要です。
効率よく勉強する方法①:ポモドーロ・テクニックを使って短時間で集中する
②:スキマ時間を使い思い出す作業をする
③:自分に合った勉強方法を探す
それでは、解説していきます。
その①:ポモドーロ・テクニックを使って短時間で集中する
人間の集中力はそんなに長くは続きません。
ダラダラと机に向かっていても、勉強した気になるだけで頭に入っていないことも。
短時間の集中を繰り返した方が、効率よく学習できます。
「ポモドーロ・テクニック」って聞いたことありますか?
ポモドーロ・テクニックの方法とは、短めの作業と短い休憩を繰り返すことです。具体的には「25分の作業+5分の休憩」を1ポモドーロとし、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分間の休憩を取ります。これを繰り返します。
https://next.rikunabi.com/journal/20161026_m1/?msclkid=0db7b5a6aa5411eca9018710e1a01df4
こんな感じで、短い時間で集中して作業を行うことでメリハリがつきスッと頭に入りやすくなります。
集中力には限界があるので、ダラダラ勉強するのは非常に効率が悪いのです。
集中力が続かない場合は、ぜひ試してみてくださいね。
その②:勉強する頻度を増やす
時間の長さより勉強する頻度を増やします。
1日1時間でもいので、机に向かう習慣を付けます。
さらには、せっかく覚えたことを忘れないよう、スキマ時間を使い覚えたい内容をもう一度思い出す作業をします。
こうして勉強の頻度を増やしてみてください。
思い出す作業をすると、短期記憶が長期記憶になります。さらに、アウトプットすることで確実に頭に残りやすくなるんです。
わが子は、お風呂に入っている間やテレビのCMの間、寝る前などに覚えたことを思いだしていましたよ。
その③:自分に合った勉強方法を探す
自分に合ったやり方でパターンを決めて勉強していく方法です。
勉強を進めながら自分に合っている勉強法を見つけていきます。
たとえば「月曜日は宿題が終わったら数学のワークをする」「休みの日は苦手なところの復習」などですね。
こうすることで、机に向かってから「なんの勉強しようかな」と考えることがなくなります。
自分の勉強パターンを見つけると、効率よく勉強できますよ。
高校受験に向けて、自分なりの勉強のパターンを身につけておきましょう。
まとめ:勉強の質を意識すれば短時間でも効果はある!
というわけで今回は、中学生の勉強時間の理想と平均、効率の良い勉強方法についてお話してきました。
受験を控えた中学生は毎日の積み重ねが大切となってきます。
もし、忙しくて毎日宿題をこなすことで精一杯というお子さんは、通信教育がおすすめです。
ちなみにですが、わが子はスタディサプリで受験勉強していました。
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