子どもに塾通いを検討しているんだけど塾に行かない方がいいのかな?
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容・塾に行かない方がい理由
・塾に行かないデメリットと対策
・塾に行かなくても勉強できる子にするために
・家庭学習を成功させるための保護者の役割
・塾が無駄だったと後悔する前にチェックすること
当ブログでは、わが子が塾なしで利用した通信教育と勉強方法を発信します。
今回は、子どもの塾通いについて解説します。
成績が思わしくないと塾に通わせようか悩むと思いますが、ただ通わせればいいものではないので要注意。
事実、塾に通わなくても頭がいい子はいますし、わが子のように塾なしで高校受験に成功することとも可能です。
それではさっそくみていきましょう。
塾に行かない方がい理由は?
まずは、塾に通わない方がいい理由を紹介します。
塾に通わない方がいい理由①:成績が上がる保証はない
②:塾代がかかる
③:塾のレベルが合わない
④:人間関係に気をつかう
それでは1つずつ解説します。
①:成績が上がる保証はない
塾に通えば必ず成績が上がるという保証はありません。
塾での学習効果は個人差が大きく、塾で勉強しても期待通りの結果が得られないケースがあることも事実。むしろ、塾以外の自分に合った学習方法で成績アップすることも多くあります。
つまり、家庭学習でも、子どもに合った学習方法であれば十分な成果を得ることは可能です。
②:塾代がかかる
塾の費用は決して安くありません。
月謝や教材費、入会金、夏期冬季講習費用などが必要で、家計の大きな負担となってしまいます。
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とくに、複数の科目や長期間通塾する場合、その費用は膨大になる可能性があります。
わが家は、月額約2,000円ほどで利用できるスタディサプリを利用していたので、高額な塾代とは無縁でした!
③:塾のレベルが合わない
塾のカリキュラムや指導方法が必ずしもすべての子どもに適しているとは限りません。進度が速すぎたり遅すぎたりして、合わなければ効果的な学習ができず成績は上がらないでしょう。
塾のレベルが合わないと...
・授業についていけなくて先生が何を言っているのかわからない
・自分のほうが先取りしていて授業が退屈
自分のペースや苦手克服など、思い通りに学習できる通信教育の方が、効率的で効果的な場合もあります。
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④:人間関係に気をつかう
塾では他校の生徒との関わりがあり、新たな人間関係が生まれますが、ストレスの原因になることもあります。
塾のクラスメイトとの競争や比較、講師との相性など、学習以外の要因に気を取られてしまい学習に集中できないことも
家庭学習であれば、こうした人間関係のストレスから解放され、純粋に学習に専念できる環境を作ることができます。
集中できない環境での学習はおすすめできません。
塾に行かないデメリットと対策
あまり多くはありませんが、塾に通わないデメリットとその対策を紹介します。
塾に行かないデメリット①:モチベーション維持の難しさ
②:学習が偏る可能性
③:競争心がなくなる可能性
1つずつ解説します。
①:モチベーション維持の難しさ
塾に通わないということは、自ら学習しなければなりません。その場合のモチベーションを維持することが難しくなる可能性があります。
たとえば、
・今日は疲れてるから明日やろう
・めんどくさいからやらなくていいや
このように、自分に甘くなり勉強があとまわしになることがあります。
さらに、「この曜日は塾に通う」といったような定期的な授業や宿題がないため、学習のリズムはつきにくいと言えるでしょう。
モチベーション維持するために
オンライン学習ツールや通信教育を活用し、楽しみながら学習を続けることが有効
なかなか、自分ひとりでは孤独に負けてしまって長続きしないものです。家族や友人と学習の進捗を共有し、互いに励まし合うことでモチベーションを高めることもできます。
②:学習が偏る可能性
塾に通わずに家庭学習を行う場合、得意科目や興味のある教科に学習が偏りがちです。
苦手な教科に時間をかけて克服する方がテストの点数は上がりやすいでしょう。80点を90点にするより、40点を70点にしたいということです。
学習の偏りをなくすために
対策としては、定期テストの結果を見直して、苦手な教科を洗い出します。学校ワークのやり直しで、基礎基本を身につける
学校ワークの効果的なやり方は、下記の記事で解説しています。
中学生の塾なし勉強方法!テストの点数がUPする基本的なやり方を紹介
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③:競争心がなくなる可能性
塾では他の生徒との競争を通じてライバル心が芽生え、学習意欲が高まることがあります。
その一方で家庭学習では、自分との戦いになりがちで競争心や向上心が薄れやる気がなくなることも。
学習意欲を高めるために
通信教育やオンライン教材を利用して、楽しみながら勉強していく。どうしても学校のワークだけでは飽きてしまう子が多いから
塾に行かなくても勉強できる子にするために
塾に行かなくても頭のいい子っているんですよね。
ここでは、そんな塾に行かなくても勉強のできる子にするための方法を紹介します。
塾に行かなくても勉強できる子にするために①:学習手段を子どもに選ばせる
②:学習環境を整える
③:明確な目標設定をする
1つずつ解説します。
①:学習手段を子どもに選ばせる
親が「塾に行きなさい」と言っても、子どものやる気がなければ勉強しませんよ。
塾に行きたいのか、家で勉強したいのか子どもの主体性を尊重し、学習手段を自分で選ばせることが大切です。
現在ではさまざまな教材があり、通塾だけがすべてではないということが言えます。
- 通信教育
- オンライン教材
- アプリ
- YouTube
上記のような選択肢があることを子どもに伝え、子ども自身が最もやりたいと感じる方法を選びましょう。
これにより、学習への興味と責任感が生まれ、自発的な学習習慣が身につきやすくなります。また、選んだ方法が合わない場合は、別の方法を試すよう促すことで、自分に適した学習スタイルを見つける力も養えます。
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②:学習環境を整える
自分の部屋でもリビング学習でも、場所は問わないので集中して学習できる環境があることが大事です。
気の散らない学習スペースがあれば、家の中のどこでもいいと思います。下記の記事で紹介していますが、なんと東大生の83%はリビング学習ですから。
また、スマートフォンやテレビゲームなどの誘惑を遠ざけ、集中力を維持できるよう工夫することも大切です。
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③:明確な目標設定をする
たとえば、「次の定期テストでいい点数を取る」「苦手な教科の勉強をがんばる」といったような、実現しやすい目標を立てることがおすすめです。
具体的で達成可能な目標を設定することで、学習のモチベーション維持に効果的です。
また、「志望校に合格したい」というような長期的な目標を設定することも必要で、モチベーションをたもつことにつながります。
目標は子ども自身が考えることが理想的ですが、保護者がサポートしながら一緒に考えるのも良いでしょう。
家庭学習を成功させるための保護者の役割
子どもが家で学習するためには、保護者の協力は必要不可欠です。
家庭学習を成功させるための保護者の役割①:ポジティブな声掛けでやる気アップ
②:精神的なサポートで不安を取り除く
③:学習状況を把握する
1つずつ解説します。
①:ポジティブな声掛けでやる気アップ
子どもの学習意欲を高めるには、ポジティブな声掛けが重要です。
努力や進歩を具体的に褒め、小さな成功も認めてあげましょう。子どもの自信とモチベーションがアップします。
ただし、過度な期待や友達と比べることは避け、子どもの個性や成長のペースを尊重することが大切です。
もし、失敗や困難に直面したときは、成長の機会として前向きに捉えられるよう言葉をかけて導いてあげましょう。お母さんは、「わたしのことをみてくれている」と必ず子どもに伝わり自己肯定感が上がります。
精神的な不安がなくなれば、勉強に集中できますね。
②:精神的なサポートで不安を取り除く
ひとりで勉強していると、「なんで勉強しているんだろう」とか「勉強方法あっているのかな」とか、突然不安な気持ちが押し寄せることがあったりします。
悩んでいる姿を見たら、子どもの話をしっかりと聞いてあげてください。精神的な支えとなることがとても大切です。
具体的に何に悩んでいるのかを見つけたら、解決のための方法を子どもと一緒にさがしましょう。
- 勉強のやり方がわからない→通信教育を利用してみる
- 集中できない→部屋の模様替えをしてみる
こんな感じで、子どものために全力を尽くしてサポートしましょう。
③:学習状況を把握する
子どもの学習状況を定期的に確認し、今の学力を知っておきます。
定期テストや中間テストなどの結果を確認して、実力がついているか把握しましょう。
ただし、過度な干渉は避けます。「勉強しなさい」っていうのは禁句ですよ。それだけでやる気がなくなってしまうからですね。
高校受験で親ができることは意外と簡単!子どものために今日から実践できる
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塾が無駄だったと後悔する前にチェックすること
成長してから「塾に行ってたの無駄だったな」っていう人いるんですよね。
おそらく、そういう人は塾に行かされていて必死で勉強したことがないのではと予想できます。
塾が無駄だったと後悔する前に知っておきたいことを紹介します。
塾が無駄だったと後悔する前にチェックすること①:子どもにやる気があるか
②:人と勉強することが好きか
③:塾に通わせれば安心と思っていないか
それでは解説していきますね。
①:子どもにやる気があるか
まず、塾に通わせる前に、子ども自身に学ぶ意欲があるかを確かめます。
親が強制しても子どもにやる気がなかったら、通塾したところで成績は上がらないでしょう。それどころか、勉強嫌いになってしまう恐れもあります。
強制的に塾に通わせても、本人にやる気がなければ効果は限られるということ。
子どもと話し合い、「なぜ勉強するのか」「いま勉強しないとどうなるのか」を教えましょう。子どもが、学びたいという気持ちになることで成績も比例して上がってくると言えますね。
②:人と勉強することが好きか
塾での学習は、基本的に集団での学習が基本です。集団塾でも個別指導塾でも誰かと一緒に勉強することになります。
そのため、子どもが人と一緒に学ぶことを好むかどうかで塾での成績に大きく影響します。
内気な性格、人との関わりが苦手な子は、塾よりも家庭学習の方が合っている可能性があります。
逆に、負けず嫌いな性格や誰とでも仲良くなれるタイプの子は塾に向いていると言えますね。
③:塾に通わせれば安心と思っていないか
「塾に通わせれば子どもの学力が自然と向上する」と考えるのは危険です。
塾は学習のための一つの手段に過ぎず、本人の努力や家族のサポートが重要となってきます。
もし、それでも塾に通わせたいと思うなら、
- 成績は上がらないかもしれない
- 高額な塾代がかかる
- 子どもは行きたがってないかもしれない
ということを頭に入れておきましょう。親御さんの思い通りにはならないかもしれないということですね。
まとめ:塾に行かないでも勉強することは可能です!
今回は、塾に行かない方がいい理由についてご紹介しました。
塾に通わない場合でも、適切な学習計画と家庭でのサポートがあれば、十分な学力向上は可能です。
さいごにもう一度おさらいしておきましょう。
塾に行かない方がいい理由
- 成績が上がる保証はない
- 塾代がかかる
- 塾のレベルが合わない可能性がある
- 人間関係に気をつかう
塾に行かない方がいい理由は上記ですね。その他には、
- 塾に行かないデメリットもある
- 塾に行かなくても勉強方法はあふれている
- 保護者の役割も重要
- 塾が無駄だったと後悔する前にチェックすること
このようなことを解説しました。
塾に通う以外にも、子どものやる気があれば成績を上げることは可能です。
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