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不登校の中学生は何をさせるのか?昼間の過ごし方と家でやることを段階別に解説

不登校 中学生 何をさせればいい
悩んでいる人
悩んでいる人

不登校の子どもは家で何をさせればいいのか教えてほしい

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

・調査結果からみる不登校の中学生の家での過ごし方

・不登校の中学生の家での昼間に家でやるべきこと

・不登校の中学生を支えるために家族ができること

この記事の信頼性

当ブログでは、わが子が塾なしで利用した通信教育と勉強方法を発信します。

今回は、不登校の子どもの昼間の過ごし方についてご紹介します。

はじめに、文部科学省の調査による不登校の割合をご紹介します。

  • 小学校:1000人あたり17.0人
  • 中学校:1000人あたり59.8人
  • 高等学校:1000人あたり20.4人

引用:児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について

このように、不登校は特別なことではありません。この記事では、不登校になってしまった際の家での過ごし方や、勉強に遅れないための方法などを紹介します。

子どもが不登校になると「この先どうなってしまうのか」といった漠然とした不安がおしよせ何をさせればよいのか悩むところです。また、中学生は高校受験が控えているため学習の遅れや出席日数が重要になってきます。

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最後まで読めば、不登校のお子さんとの向き合い方がわかり安心できるはずです。

調査結果からみる不登校の中学生の家での過ごし方

まずは、文部科学省が公表している調査結果をもとに、不登校の中学生が実際にどのように過ごしているのかを見ていきましょう。

行動割合(%)
ゲームをする66.8%
インターネットの動画を見る65.7%
インターネット上の交流サイト(SNS)をする55.9%
テレビを見る54.8%
読書をする22.0%
寝ている21.3%
出典不登校児童生徒の実態把握に関する 調査報告書

上記を見ると、「ゲーム」「動画視聴」「SNS」「テレビ」といった、いわゆるスクリーンタイムと呼ばれる活動に多くの時間を費やしている傾向が見られます。

もちろん、これらの活動自体が悪いわけではありません。息抜きや気分転換として、適度な時間楽しむことは心の安定にもつながるからです。

しかし、過度な時間になれば、生活リズムの乱れや心身の健康への影響も懸念されます。

やはり、自分の好きなことに時間を使うことが多くなるようですね。

不登校の中学生の家での昼間に家でやるべきこと

学校では授業が進み、学習の遅れが気になるかもしれませんが焦りは禁物です。不登校のお子さんの心身の状態は、一人ひとり異なり、回復までの道のりもさまざまだからです。

ここでは、何をさせればいいのかわからない中学生の保護者に向けて、最適な昼間の過ごし方について具体的に解説していきます。

それでは、最適な昼間の過ごし方について具体的に解説していきます。

不登校の中学生が昼間に家でやるべきこと

①:心身の回復を最優先にする

②:少しずつ生活リズムを整え、自信回復を目指す

③:進路を視野に入れて自立に向けたサポートをする

それでは1つずつ解説します。

①:心身の回復を最優先にする

不登校の初期段階では、お子さんは心身ともに疲弊し、非常にデリケートな状態です。

この時期は、無理に何かをさせようとせず、お子さんの心身の回復を最優先に見守りましょう。

心身を回復するためにできること

・ゆっくりと休養する

・好きなことをして過ごす

・無理に学校のことを話題にしない

まずは、ゆっくりと心と体を休めることが大切です。そして、昼間は子どもが好むことをやらせてあげましょう。ただしゲームのやりすぎは注意が必要です。

学校に行けないことは子ども自身がよくわかっています。そのため、無理に学校の話題は出さないように配慮が必要です。

不登校になってしまったことを子ども自身が悪く思わないようにしてあげましょう。

②:少しずつ生活リズムを整え自信回復を目指す

不登校が続くと学校に行かないことに慣れてきます。そして、心身が安定し少しずつ笑顔や会話が増えてくるなど、回復の兆しが見られるようになります。

この段階では、焦らずに、お子さんのペースに合わせて、生活リズムを整え、自信を回復させていくことを目標にしましょう。

自信回復を目指すためにできること

・適度な外出を促す

・簡単な家事を任せる

・学習習慣を取り戻すためのサポート

家に閉じこもらず外の空気を吸うことも大事。一緒にお散歩に行ったり、買い物に行ったりすることで心身の安定にもつながります。

また、簡単な家事を任せることで自信回復に役立ちます。「ありがとう」「助かったよ」など、感謝の言葉を伝えることで、子どもの自尊心を高めることにも期待でるでしょう。

勉強の遅れが気になるところですが、焦らず1日に10分程度から、机に向かう習慣を少しずつ取り戻すことから始めると子どもへの負担を減らせますよ。

③:進路を視野に入れて自立に向けたサポートを

不登校が長期間にわたると、心身に余裕ができ、将来について考え始めるようになります。

この段階では、お子さんの意思を尊重しながら、進路選択や自立に向けたサポートに力を入れていきましょう。

以下に、サポート方法を紹介します。

・親が勉強を教える

・通信教育を取り入れる

・学習塾や家庭教師を利用する

・教育支援センターやフリースクールを利用する

これらの詳しい学習方法については、以下の記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

不登校 勉強 小学生
不登校の子どもが勉強しない理由!将来の不安を解消する学習手段を解説

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不登校の中学生を支えるために家族ができること

お子さんが不登校になった時、家族の支えは、何よりも大きな力になります。

ここからは、不登校の中学生を支えるために、家族ができる具体的なサポートについて解説します。

以下、具体的なサポートです。

1. 不登校を受け止め、寄り添う姿勢が大切

まずは、子どもの気持ちを理解し、「つらいね」「しんどいね」と共感することが大切。「なぜ学校に行かないの?」「いつまで休むつもりなの?」といった言葉は、追い詰めてしまう可能性があります。

2. 不登校であることを責めない

不登校は、決して甘えではありません。子どもなりに、さまざまな葛藤を抱えていることを理解しましょう。「みんな行っているのに」「どうしてうちの子だけ」といった言葉は、子どもの自尊心を傷つけてしまいます。

3. 比較ではなく、個性として尊重する

兄弟や友人と比較する言葉は、子どもの心を深く傷つけます。それぞれ個性があり、成長のペースも異なるため見守ることが大切です。

4. 親子のコミュニケーションを大切にする

食事や家事などを一緒にしながら、日常的な会話を通して、子どもの様子に耳を傾けましょう。「今日は何か楽しかった?」「何か食べたいものはある?」など、何気ない会話からコミュニケーションを築くことが重要ですね。

5. 将来の夢や目標について語りかける

将来の夢や目標について語りかけることは、子どものモチベーションを高めることにつながります。「将来、どんな風になりたい?」「どんなことに興味がある?」と興味関心を引き出し、未来への希望を育むようにしましょう。

6. 必要に応じて、専門機関に相談する

一人で抱え込み、悩まずに、学校や専門機関に相談することも大切。教育相談センター、スクールカウンセラー、児童相談所など、さまざまな機関が、不登校の相談を受け付けています。

不登校 親の対応

大切なことは、孤独にさせないことですね!

まとめ:焦らずに見守り子どものペースで一歩ずつ

不登校は、決して恥ずべきことではありません。

大切なのは、子どもの状況に合わせて、焦らずに見守り、適切なサポートをしていくことです。

本記事でご紹介した内容を参考に、子どもとじっくりと向き合い、親子で力を合わせて、不登校を乗り越えていきましょう。

  • この記事を書いた人
塾なし高校受験

ねお

高校生の子どもを育てる普通の主婦です。高校受験を「塾なし」で乗り越えた実体験を紹介しています。|塾なしで高校受験▶第一志望合格▶偏差値57の高校入学

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