中学生の子どもに「塾をやめたい」と言われたんだけど、どうすればいいのかな。
高校受験もあるし、やめさせても大丈夫なのか教えてほしい。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・塾をやめたいと言われたらすべきこと
・中学生の子供が塾をやめたい理由
・塾をやめるときのタイミングはあるの?
・スムーズな塾のやめ方【本音は言わない方がいい】
・中学生が塾をやめたらやるべきこと
当ブログでは、わが子が塾なしで高校受験第一志望に合格した方法を紹介します。
今回は、お子さんに塾を辞めたいと言われた時の対処法を紹介します。
結論から先に言うと、辞めてもOKです。なぜなら、辞めたいという気持ちがある中で塾へ通っていても、成績が上がる可能性はないからです。
わが子は塾へ行かずに勉強し、無事第一志望に合格しました。塾なしでも合格することは可能なんです。
勘違いするのが、塾へ行けば成績が上がると思うことです。
本記事を読み終えると、塾を辞めたいと言われた時の対処法が分かります。さらに、塾を辞めた後の勉強方法も紹介しているので最後までご覧ください。
中学生の子どもに塾を辞めたいと言われたらすべきこと
中学生が塾を辞めたいという話はよくあることです。
何かを継続するのは、簡単そうで難しいですよね。
まずは、なぜ塾へ行きたくないのか、話を聞いてあげましょう。
子供が、悩みをうちけてくれたことはうれしいことです口をはさまず最後まで聞いてあげましょう。
中学生の子供が塾を辞めたい理由5選
中学生の子どもが、塾をやめたい理由はおもに5つに分けられます。
塾を辞めたい理由①:成績が上がらない
②:先生や友達と合わない
③:部活や他の習い事で忙しい
④:ほかの塾へ行きたい
⑤:塾が面倒くさくなった
辞めたい理由①:成績が上がらない
成績が上がらないと「塾へ通う意味がない」と思うようになってきます。
保護者から見ても成績が上がっていないと感じたときは、立派な退塾理由と言えます。
なぜなら、お金と時間を無駄にしてしまう可能性があるからです。
上記の理由が見られた場合は、成績が上がりにくい傾向にあります。
辞めたい理由②:先生や友達と合わない
人間関係のトラブルも退塾理由となります。
・先生が厳しい
・先生の説明がわかりずらい
・苦手な友達がいる
・塾の雰囲気が合わない
という感じで、人間同士なので合う合わないがあるのはしょうがないと言えますね。
継続して通いたい場合は、塾へ相談するのもいいかと思います。
辞めたい理由③:部活やほかに習い事で忙しい
中学生になると部活が始まり、毎日が忙しくなります。
特に、野球部やサッカー部、吹奏楽部などの部活動は時間の束縛が長い傾向にあります。
塾との両立が難しくなると、時間も体力も消耗しちゃいますね。
毎日を忙しく過ごしていると、体が休まらず体調を崩したり、ストレスがたまったりします。
個人的には、家族でゆっくり過ごす時間も大切かなと思います。
辞めたい理由④:ほかの塾へ行きたい
「なかなか成績が上がらす塾を信用できなくなってしまった」
「嫌な友達がいる」
などの理由で、塾を変えたがるお子さんはいます。
ちなみに、辞めたい理由にもよりますが、今の塾に通いだし成績が上がっているのなら辞めるのはもったいないかなと。
なぜなら、お子さんに塾が合っていてさらに成績が上がる可能性があるからです。
辞めたい理由⑤:塾が面倒くさくなった
そもそも塾に行くことが面倒くさくなった。
塾での勉強が嫌になってしまったパターンです。
この場合は、塾を辞めるか、塾へ行く回数を減らすのかが解決策になります。
一度やめたいと思うと、なかなか勉強に身が入らなくなります。お子さんの意見を尊重し、受験に備えて早めの決断が大切です。
塾を辞める時のタイミングはあるの?
塾を辞めるタイミングは特にありません。
お子さんと話し合い納得したタイミングでOKです。
行きたくないのにダラダラしていると、次の月の塾代が引き落とされてしまうので注意です。
スムーズな塾の辞め方【本音は言わない方がいい】
必ず辞める強い意志が必要です。引き留められてしまうからですね。
塾はお金を払ってくれる家庭、生徒を望んでいます。
成績が優秀な生徒には、授業料免除などの優遇措置をとり、塾の功績を上げてもらうんです。成績が上がらない生徒には、塾に残ってもらい、お金を巻き上げる仕組みになっていると言われています。
引き留められないようにする
塾側は辞めてほしくないので、引き留めに合う可能性があります。
引き留められる理由
・先生との相性が合わなくて
→「担当を変更しますよ」
・部活が忙しくて通えない
→「時間を調整しますよ」
こんな感じで、辞めさせないように言葉をかけてきます。
おすすめの退塾理由は、下記の記事で詳しく紹介しています。
塾を辞めるのは気まずい?おすすめの退塾理由と例文を紹介
続きを見る
塾側がつっこみにくい理由がおすすめ。やむを得ず辞めなければならないことを伝えましょう。
退塾は親が電話する
辞めるときは基本的に電話で伝えます。
塾側は事務的な手続きが必要なので、2~3週間前を目安に伝えるといいでしょう。
例)電話での伝え方
お世話になっております。
○○ ○○の母です。
実は、今月で(来月で)やめさせていただきたいと思っております。
これまでご指導いただきありがとうございました。
残り少ないですがよろしくお願いいたします。
上記のような感じで電話をするのがいいと思います。おそらく、退塾理由を聞かれるので、引き止めに合いにくい理由を伝えましょう。
お世話になった気持ちを伝えるのがベストです。
授業料の返金はあるかチェックする
退塾する日によっては、次の月の授業料の返金がある場合があります。
タイミングによっては引き落とされてしまいます。
塾によって規定が違う
たとえば、「15日までに退塾を申し出でた場合は、次の月の塾代は支払わなくてもいい」「いつ申し出ても次の月の塾代は支払う」という具合に、塾によって異なります。
引き落としのタイミングが違うので注意が必要です。
お礼の菓子折りはいらない
お世話になったのだから、何かお礼をしたほうがいいのかなと思いますよね。
しかし、お礼の品は必要ありません。受験が終わっていないのに、途中でやめるわけなのでお礼の菓子折りを貰っては塾側も困ってしまいます。
入塾するときに貰った契約書や塾の規定があるなら、退塾するときの方法が載っているはずです。
確認してみてください。
中学生が塾を辞めたあとの勉強方法
中学生が塾をやめたあとの、塾以外の勉強方法を探します。
塾を辞めたら、ほかの方法で勉強しなければなりません。退塾すると決まった時点で勉強方法を探しておけば、すぐに切り替えることができます。
塾を辞めたあとの勉強方法①:ほかの塾へ通う
②:通信教育
③:独学
それでは1つずつ解説します。
①:ほかの塾へ通う
今の塾を辞めたら「ほかの塾へ通う」という選択肢があります。
転塾をするときは、資料請求や入塾体験をして、よく調べてから決めることをおすすめします。
なぜなら、塾に入ってから「なんか違ったな」となってしまうかもしれないからです。
ふたたび「もうやめたい」となると、時間と手間がかかります。
②:通信教育
塾へ通うほかに、通信教育を利用した勉強方法があります。
通信教育は、塾よりも気軽に始められるところが魅力のひとつで、さらに月額料金も安く済むので家計にもやさしいのがうれしいポイント。
基礎基本から、応用問題、受験対策までできるので塾なしでも自宅で勉強することは可能です。
塾なしで合格した方法は、下記の記事を読んでいただければと思います。
塾なし勉強法を徹底解説!志望校合格へのロードマップ
続きを見る
③:独学
はっきり言うと独学は難しいです。
勉強できる中学生は、自宅で勉強する習慣が身についていることが重要。自らで課題を探し、今やるべきことがわかっているという状態なら独学は可能と言えます。
独学でも地域のトップ校に合格する子もいますが、ほとんどのお子さんが塾か通信教育を利用しています。
高校受験を塾なしで受ける割合を紹介!家庭学習のみで合格した中学生の実態
続きを見る
いちばん重要なのは、必ずお子さんと相談して勉強方法を決めることです。やはり、得して勉強しないと継続できないし、成績は上がりにくくなります。
まとめ:塾以外の勉強方法もある
今回は、子供に塾をやめたいと言われたら、やめてもOKな理由と対処法をお話してきました。
本記事の要約
- 塾をやめたいと言われたら、決して叱らずに気持ちに寄り添って話を聞いてあげる
- 塾はやめてもOK。塾へ行ったから成績が上がるわけではない
- 塾以外の勉強方法を一緒に探す
勉強方法は塾だけではありません。
手遅れになる前に、受験に向けて勉強する手段を考えましょう。
今回は以上です。