小学生の子どもの成績が悪いんだけどどうにかしたい。塾に通わせたら後悔するの?おしえてほしいな。
こんなお悩みに答えていきます。
本記事の内容・小学生が塾に通ったら後悔する理由
・小学生がで塾に通っても後悔しない子の特徴
・小学生で塾に通うと後悔する子の特徴
・小学生が勉強ばかりしない方がい理由
・小学生の塾通いで後悔しないためのポイント
・小学生を塾に通わせて後悔するかもと思ったら通信教育を利用しよう
当ブログでは、わが子が塾なしで高校受験第一志望に合格した方法と使用した教材を紹介します。
今回は、小学生の塾通いについて後悔しないための方法と、塾以外の学習方法を紹介します。
小学生も高学年になるにつれて算数の学習内容が難しくなり、つまずく子どもが多くなる傾向に。実際わが子も、小4あたりから算数が苦手教科になりつつありました。
「成績が悪いから塾に通わせれば大丈夫」と思っている方は要注意!やり方を間違えると勉強嫌いになってしまうおそれがあるからです。
結論から言うと、中学受験をしなければ塾通いは必要ないと言えます。理由は、小学生の勉強内容なら親が教えられることと高度な知識は必要ないからです。
子どもが勉強しなくて悩んでいる方は下記の記事をご覧ください。
小学生が勉強しない理由は?親が子どもにできることを紹介
続きを見る
それでは、さっそく本題にまいりましょう。
小学生が塾に通ったら後悔する理由
ここからは、小学生が塾に通ったら後悔する理由を紹介します。
小学生が塾に通ったら後悔する理由①:勉強ばかりで遊ぶ時間がなくなる
②:親の期待で子どもにストレスがかかる
③:子どもの自主性が育たない
④:塾の費用がかかる
⑤:勉強が嫌いになる
小学生が塾に通ったら後悔する理由を1つずつ解説します。
①:勉強ばかりで遊ぶ時間がなくなる
はじめに言いましたが、中学受験をしなければ塾は必要ないでしょう。学校でも塾でも勉強していたら遊ぶ時間がなくなり、その反動で勉強嫌になってしまうかも。
塾に通わせなかった私からすると、幼いころから勉強漬けにすることはあまりおすすめしません。理由は以下です。
・友達との関係が上手に築けない
・勉強は嫌なものだとインプットされてしまう
・遊びたいのに遊べないストレスがたまる
学校から帰ってきたらゲームしたり、レゴブロックしたり、自分の好きなことに時間を使いたいでしょう。
大人だって仕事から帰ってくれば、テレビ見たり、お酒飲んだりするのと一緒。子どもだって一日学校に行けば疲れますしリフレッシュしたいですよね。
さらに、小学生は、遊びや友達づくりに時間を費やしたい時期でもあります。塾へ通えばそういった時間が奪われる可能性がありますね。
②:親の期待で子どもにストレスがかかる
「勉強しなさい」って言っていませんか?
過度の期待や、「テストでいい点とらないとゲーム取り上げるよ」といったような脅しは禁物です。「毒親」といった言葉がありますが、度を過ぎると子どもにとって悪影響を及ぼします。
毒親とは
「毒親」というものに明確な定義はありませんが、一般的には、子どもを支配したり、傷つけたりして、子どもを自分の思うようにコントロールしようとする親のこといいます
たとえばですが、子どもとの会話が勉強のことばかりだと、子どもにストレスがかかるのは当たり前。毒親まではいかずとも、知らず知らずのうちに子どもにストレスを与えているのは確かです。
このブログでよく言っている言葉なんですが、「イヤイヤ塾へ通っても成績を上げることは難しい」ということです。子どもが通塾を嫌がっているのに、親が塾へ通わせたいという理由なら子どもはストレスを抱えて勉強嫌いになる可能性があります。
成績を上げたいのは十分にわかります。けれど、過度の期待は禁物です。
③:子どもの自主性が育たない
「わからないところは塾で教えてもらおー」「塾で勉強するから家でやらなくても大丈夫」などと、塾を頼りにしすぎて自ら学ぶ意欲が失われる恐れがあります。
小学生のうちはまだ難しいかもしれませんが、自分で計画を立てて学習するのが理想です。なぜなら、中学生では定期テストが行われるほか、高校受験が控えているから。試験日までを逆算し計画的に勉強していく必要があります。
これは、まさに自主性がなければできません。行き当たりばったりで勉強しても成績を上げることは難しいでしょう。
塾のカリキュラムに沿って勉強するばかりでは、自分で考え、学習計画を立てる力が育ちにくい可能性があると言えます。
④:塾の費用がかかる
塾に通うには、それなりの費用がかかります。経済的な負担が大きい場合、他の習い事や遊びの機会を諦めざるを得ないこともあります。
そして、中学生、高校生と学年が上がるにつれて一般的に塾の料金は上がっていくため、塾通いをするなら続けられるかを考慮する必要がありますね。
さらに、いちど入塾すると塾を辞めるのが大変になることも。なぜなら、引き止めにあったりして辞めずらくなってしまうんです。
塾を辞めるのは気まずい?おすすめの退塾理由と例文を紹介
続きを見る
⑤:勉強が嫌いになる
子どものやる気がないのに、親が強制的に勉強させようとすると「やらされている」という感覚になり、勉強嫌いになる恐れがあります。
スポーツでもやらされているうちは上達しませんよね。
成績が悪いからと言って小学生のうちから塾通いさせていると、中学生になっても勉強しないかもしれません。
勉強嫌いになって後悔しないよう、子どもが今なにをやりたいのか意見を聞くのも大切です。
小学生で塾に通っても後悔しない子の特徴
つぎに、小学生から塾に通っても後悔しない子どもの特徴を紹介します。
小学生から塾に通っても後悔しない子どもの特徴①:勉強が楽しいと思える子
②:成績を伸ばしたいと思える子
③:中学受験をする
④:子どもが塾に行きたいと思っている
それでは解説していきます。
①:勉強が楽しいと思える子
子どもが「勉強って楽しい」と思えているときは、塾に通うことで成績の向上が期待できます。
学ぶ姿勢がある子は、吸収する力があるのでスッと新しい知識を取り入れられます。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、好きなことに熱心に取り組めば自然と上達するでしょう。
子どもが「楽しい」と思えることは、どんどんやらせてあげることをおすすめします。
②:成績を伸ばしたいと思える子
今の自分の成績に満足せずに、「もっと良い成績をとりたいと」思える子は塾に通えば伸び可能性を秘めています。
たとえば、
- ライバルの友達にテストで負けてしまった
- 通知表が思ったより悪かった
- 今の学力を下げたくない
こんな感じで、目標がある子は成績が伸びやすいのです。
以下、難関中学受験専門塾・希学園の学園長である黒田耕平氏によると、
私が子どもたちの指導をしている中で「この子は伸びる」と感じるのは、「さまざまなことに興味関心が持てる子ども」、そして「何事にも粘り強く取り組める子ども」です。こうした姿勢を持っている子どもは成績も確実に伸びます。
出典:成績がぐんと伸びる子が持っている2つの「力」
このように、興味があることに対して粘り強く取り組める子は伸びるんです。
たしかに、塾なしでも自主的に勉強できる子は成績がいいですね。
③:中学受験をする
中学受験をする子は小学生で塾に行っても後悔しないと言えます。
ずばり、学校の学習内容だけで中学受験に挑むのは不安要素が多すぎます。
塾へ行く理由は、専門的な受験に関する情報を把握しているため、適切な指導が受けられるからです。
たとえば、以下のような内容は親よりも塾の方が良く知っていますね。
選抜方式
- 試験内容:国語、算数、理科、社会などの教科を問う試験での傾向と対策
- 適性検査:思考力、判断力、表現力などを測る問題が出題される学校への対策
- 面接内容::学校生活への適性や志望動機など、質問内容の対策
- 難関校:旧帝大付属中学校や、伝統ある私立中学校など、非常に高い入学難易度を誇る学校への対策
- 過去問対策:志望校の過去問題や出題傾向や難易度を把握している
このように、家庭だけでは補えないこともあるため、中学受験を考えている子は小学生で塾に通っても後悔しないと言えます。
小学生で塾に通うと後悔する子の特徴
ここでは、小学生で塾に通うと後悔する子どもの特徴を紹介します。
小学生で塾に通うと後悔する子の特徴①:勉強が苦痛な子
②:塾に行けば成績が上がると思っている子
それでは1つずつ解説します。
①:勉強が苦痛な子
そもそも、勉強することが嫌いな子が塾に通っても成績が上がる可能性は低いでしょう。
そして、初めにも言いましたが勉強嫌いになってしまうこともあります。最悪、中学生になっても勉強に前向きになれず、受験に苦労するかもしれません。
塾へ行けば勉強する環境は整っていますが、本人のやる気がなければ講師の話は頭に入らず時間だけが過ぎるばかりです。
将来、後悔しないよう子どものやる気を見極めてくださいね。
②:塾に行けば成績が上がると思っている子や親
当たり前ですが、塾に通ったからと言って成績が上がるわけではありません。
塾に通って成績を上げるには「やる気」「努力」「継続する力」など、本人の勉強する意思があることが前提です。
ただ単に、塾に通えば成績が上がると思っている方が多く、通い始めてから後悔する親子もいます。
塾通いが正解ではないので、家で勉強してもOKです。
以下は、中学生におすすめの通信教育を紹介している記事ですが、小学生でも利用可能。通信教育なら塾なしで成績を上げることもできます。
【無料で資料請求あり】中学生におすすめ通信教育!
続きを見る
子どもに合った学習方法の方が成績が上がりやすいです。塾以外も検討してみてくださいね。
小学生が勉強ばかりしないほうがいい理由
勉強も大切ですが、小学生にとって遊びは心身の発達に不可欠な要素です。
わが子は小学生のとき塾に通わず勉強していましたが、家庭での勉強時間はごくわずかでした。平日は、おもに宿題のみ。休日にテスト直しを30~1時間ほどです。勉強時間が長ければいいってものではないということです。
小学生が勉強ばかりしないほうがいい理由①:小学生にとって遊びは重要
②:遊びと学力は関係している
③:遊びには成長を促す効果がある
それでは、詳しく紹介していきます。
①:小学生にとって遊びは超重要
小学生の6年間は心と体が大きく成長する時期です。
遊びを通して、社会性、創造性、問題解決能力などを養うことができるのです。実際に、文部科学省の発表を紹介します。
遊びは子どもの心の成長にとても大切です。小さいころからの遊びを通して、子どもは感覚を働かせ、運動をし、ものをつくり、想像します。また、親自身も、「小学校に入ったら勉強が第一、遊びは終わり」というような誤った意識への切り替えをしてはいないでしょうか。子どもにとって遊びがいかに大切かを認識して、ゆったりのびのびと遊ばせましょう。
子どもは遊びが仕事と言っても過言ではないでしょう。子どもが遊びたがっているときには、大人も思いきり楽しむことが大切です。
②:遊びと学力は関係している
ある研究結果によると、体育の回数を増やしたクラスの方が成績がよくなったという事実があります。
理由は、脳の「海馬」という記憶中枢が運動によって刺激され成長するからです。
さらに、体力のある子どもの方が、ない子供に対して海馬が大きく成長している結果があり、テストにおいて良い結果が得られたという研究結果があります。
上記のことから、遊びの大切さがわかるかと思います。勉強をやらせたい気持ちもわかりますが、やはり、勉強に集中するためには遊びに集中することが大切ですね。
③:遊びには成長を促す効果がある
先ほどから何度も言っていますが遊びは超重要です。
とくに、遊びでは以下のような成長を促す効果があります。
成長を促す遊びの効果
- 想像力
- 集中
- 体力
- 判断力
- 思考力
外遊び、カードゲーム、ブロック、折り紙など、子どもが好む遊びをやらせてあげましょう。
しかし、ゲームなど長時間画面を見続けるこようなことは休憩を促す必要があります。
これらは、勉強をしているだけでは得ることのできないことです。自分で経験して得ることが重要なんです。
小学生が塾に通わなくても成績を上げた方法
はじめに、小学生が塾に通わなくても成績を上げた方法を解説します。
先ほども言いましたが、わが子は小4あたりから算数につまずくことが多くなりました。このままではやばいと思っため、家庭でできることをやり始めました。
塾に通わなくても成績を上げた方法①:宿題は必ずやる
②:テスト直しを徹底した
それでは1つずつ解説します。
①:宿題は必ずやる
毎日の宿題は必ずやりました。やらない癖がつかないように、なるべく一緒に宿題をしていました。
こうすることで、毎日宿題をする癖がつき、その日に習ったことを復習できるため定着率がアップしました。
クラスでは宿題をやってこない子もいるようで、そういった子はやはりテストの点数は悪かったりしますね。
②:テスト直しを徹底した
単元テストやまとめテストなどの、直しを徹底してやりました。
テストで間違えたところは、理解できていない証拠なので理解できるまで説明しました。
とはいえ、まだ小学生なのであまり長時間やったり、怒りながらやるのは避けて短時間で終わるよう意識していました。
わが子もそうでしたが、勉強中に小言を言うとやる気がなくなるからですね。子どものペースに合わせて見守ることを心がけましょう。
小学生の塾通いで後悔しないためのポイント
小学生が塾に通うときに後悔しないためのポイントを知らないと、子どもが勉強嫌いになったり無駄な塾代を支払い続けることになったりします。
小学生の塾通いで後悔しないためのポイント①:子どものやる気をたしかめる
②:塾に通う理由を明確にする
③:塾選びの際は体験授業を受けてみる
それでは1つずつ解説します。
①:子どものやる気をたしかめる
子ども自身が塾に通う気があるのかを確かめましょう。
子ども自身が塾に行きたいと思っているのか、親の期待に応えようとしているのか、子どもの気持ちをよく聞きましょう。
子どものやる気がないのに通塾を開始しても成績は上がりません。理由は簡単。イヤイヤ勉強しても成績を上げることは難しいからですね。
成績が思わしくないと塾に通わせようかと頭をよぎりますが、まずは子どもの気持ちを尊重しましょう。
②:塾に通う理由を明確にする
子どもが塾に通う理由を明確にしておかないと、ずるずると通うだけで成績も上がりづらくなるでしょう。なぜなら、子ども本人がなぜ塾に通わされているのかがわからないからですね。
ただ単に成績を上げたいから。という理由だけでなく、「算数の苦手を克服してほしいから」といったような具体的な理由が望ましいでしょう。そして、子どもと理由を共有することで、子ども自体が塾で何をやれば良いのかが理解できます。
先ほど言いましたが、子ども自身が塾に通いたいと思っていることが重要です。
③:塾選びの際は体験授業を受けてみる
塾に通うときは必ず体験授業を受けましょう。入塾してから「思っていたのと違う」ということをなくすためです。
入塾してから後悔しないためにも、塾を決めるときのチェックポイントをおさえておきましょう。
塾を決めるときのチェックポイント
- 塾の雰囲気:にぎやか?静か?
- 先生の雰囲気:おだやか?きびしい?
- 料金:高い?安い?
- 授業形態:個別?集団?
- 授業のやり方:復習メイン?予習メイン?
上記のことは必ずチェックして、子どもに合う塾を選びましょう。
もし、体験授業や見学などをしてみて、子どもが少しでも「嫌だな」と思うポイントがあればその塾はやめた方がいいかもしれません。子どもの心は敏感なので、「嫌だな」と思うことが気になり勉強に身が入らなくなってしますからです。
子ども自身が「通いたい」と心から思えることが大切です!
小学生を塾に通わせて後悔するかもと思ったら通信教育を利用しよう
塾通いをしたら後悔するかもしれないときは、通信教育の利用がおすすめです。
小学生が通信教育を利用するメリットは、親の目が届くところで勉強できる点です。リビング学習にもぴったりで、親と一緒に学習を進めることもできます。
小学生におすすめの通信教育は「進研ゼミ小学講座」「スマイルゼミ」「すらら」の3つです。
進研ゼミ 小学講座
進研ゼミ小学講座は、オールマイティな教材で毎日の学習に向いています。
たとえば、その日学校で習った内容を帰宅後にタブレットを使って復習するとかですね。小学生講座は、タブレットを活用した教材が特徴。遊び感覚の学習で、机に向かわなくても学習できるところがポイントです。
勉強があまり得意でない子どもでも「自分専用のタブレットがうれしくて勉強している」といった声もありますよ。
進研ゼミ小学講座は、定期的にお得に入会できるキャンペーンを開催しているのでこの機会にぜひチェックしてみてくださいね。
\ 無料で資料請求してみる! /
スマイルゼミ
タブレット学習に特化しており、紙のテキスト教材はありません。タブレットの性能は業界NO1と言われており、ストレスのない操作性がポイントです。
進研ゼミよりもシンプルな学習アプリで、ミニゲームや付録などもなく学習に集中できる仕様となっています。
また、料金面では進研ゼミと比較すると少し高めですが、学習内容が身につくよう勉強に集中できる環境が整っているところがメリットです。
スマイルゼミでは、2週間無料体験を開催しているので、タブレットの感覚や教材内容を自分の目でたしかめられます。
すらら
勉強があまり得意ではない子どもはすららがおすすめです。
なぜなら、今までの復習や先取りが自由自在にできる無学年スタイルだからです。苦手な単元だけを集中的にやり直すことも可能で、ピンポイントで取り組めます。
また、教材難易度が低く基礎基本から身につけたい子どもにぴったりです。
教材が子どもに合う合わないかが心配な方は、無料体験を利用してみてくださいね。
\ 無料で資料請求してみる /
小学生の塾通いは後悔するかもしれないから慎重に検討しよう
今回は、小学生の塾通いについてご紹介してきました。
小学生で塾に通わせるのが不安な方は、通信教育がおすすめです。
小学生の学習は、塾に通うだけが全てではありません。家庭での学習習慣、遊びの経験、そして親のサポートが、子どもの成長を大きく左右します。塾に通わせる場合は、子どもの個性や目標に合わせて、慎重に選択しましょう。