子どもが不登校で悩んでいる。自宅で勉強する方法を教えてほしいな。
こんな悩みを解決します。
本記事の内容・学校以外で勉強する手段
・自宅で勉強するときのポイント
・不登校の子どもが勉強しない心理的要因3つ
・不登校の子どもの将来
当ブログでは、わが子が塾なしで高校受験第一志望に合格した方法と使用した教材を紹介します。
今回は、不登校の子どもが勉強しない理由について紹介します。
はじめに大切なことを言うと、「不登校の子どもには、親御さんのサポートが絶対に必要」ということです。
まずは、不登校の子どもの勉強手段ついて解説しているのでぜひ読んでみてください。
そして、不登校で学校に通えないということは、家庭学習が必要ですね。以下の教材がおすすめなのでチェックしてみてくださいね。
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すららをすすめる最大の理由は、不登校でも出席扱いになる可能性があるからです。
詳しくは、下記の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
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不登校の子どもが学校以外で勉強する手段
つぎに、不登校の子どもが家で勉強する手段を紹介します。
不登校の子どもが学校以外で勉強する手段①:親が教える
②:通信教育を利用する
③:学習塾、家庭教師を利用する
④:フリースクール、教育支援センターに通う
それでは、1つずつ紹介します。
①:親が教える
小学生の勉強は内容が簡単であることから、親が教えることもできますね。しかも、塾や通信教育とは違いコストがかからないのがメリットです。
積極的に親が声掛けをして勉強すれば、学習習慣が身につき成績を上げることも可能と言えるでしょう。
実際にわが子が小学生のときは、必ず宿題をチェックして間違えたところは一緒に解き直していました。
その結果、成績が落ちることはなく、同時に、「わからないところはお母さんに聞けば大丈夫」という安心感を与えていました。
②:通信教育を利用する
よく「子どもと勉強するとイライラして喧嘩になる」「なかなか一緒に勉強する時間がとれない」といった声を聞きますが、そういった家庭にこそ通信教育は最適な教材です。
自ら学習する習慣がつきやすく、「勉強しなさい」と言わなくてもすすんで勉強できたりします。しかも、学校での学習内容を家に居ながらできるんです。
冒頭でも言いましたが、すらら なら出席扱いができる可能性があるため、不登校のご家庭に選ばれているんです。また、すららは基本的な問題をメインとした内容のため、勉強が苦手なお子さんにおすすめの教材です。
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③:学習塾、家庭教師を利用する
塾や家庭教師の利用でも学習できます。とはいえ、小学生のうちから塾や家庭教師を利用する家庭は少数派です。
ある調査によると「現在小学生のお子さんの24.3%が学習・進学塾に通っている。」とい調査結果があります。
都会にお住まいで中学受験を視野にいれているご家庭以外は、おそらく、お子さんのクラスでも塾へ通っている子は少ないのではないでしょうか。
不登校の子どもが塾や家庭教師を利用するメリットは、学校へは行けないけど塾なら通えたり、家庭教師なら外へ出なくても勉強できたりと、子どもの状況に合わせて利用できるからです。
子どものやる気と塾の質によりますが、自宅学習より実力をつけることができるかもしれませんね。
子どもが勉強しないからといって、強制的に通塾させるなどをすることは絶対にやめましょう。
④:教育支援センター、フリースクールに通う
不登校の子どもが利用する、「教育支援センター」や「フリースクール」に通うことも選択肢のひとつです。
教育支援センターとフリースクールの違い
教育支援センター:自治体が運営している公的な機関で費用は無料
フリースクール:民間が運営している施設で、料金やカリキュラム、支援の方法が異なる
教育支援センターを利用するには、自治体により基準が異なるため、お住まいの教育支援センターに問い合わせてみましょう。相談窓口が設置されている場合があります。
教育支援センターの利用で出席扱いにすることが可能です。ただし、文部科学省が定める規定を満たすことが条件です。
参考:義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて
フリースクールでも、校長先生の判断で出席扱いにできる場合があるので、学校へ確認してから利用を開始しましょう。施設により、雰囲気や方針などが異なるため一度見学し、自分の目で確かめることをおすすめします。
不登校の子どもが自宅で勉強するときのポイント3つ
不登校の子どもが自宅学習するコツを紹介します。
不登校の子どもが自宅学習するコツ①:生活リズムを整える
②:自己肯定感を上げる声掛けをする
③:無理に勉強させない
1つずつ解説していきます。
ポイント①:生活リズムを整える
不登校になると、生活全般における問題も増えてきます。たとえば、時間管理や自己管理が難しくなることが多く、こうした生活上の問題は、親が一緒に解決方法を見つけることが大切です。
不登校の子どもは、生活リズムが崩れやすくなります。これが長引くと、日中の活動が減少し、勉強に集中できなくなるため、まずは生活リズムを見直すことが必要です。規則正しい睡眠や食事、適度な運動を取り入れることで、心身ともに整い、勉強に向かう体力と気力が高まります。
特に、朝早く起きて勉強する習慣をつけることが効果的です。生活リズムが整うことで、モチベーションも高まりやすくなり、日々の学習に積極的に取り組むようになるでしょう。
小学生ひとりで規則正しい生活をすることは難しいため、親が睡眠時刻と起床時刻を決めましょう。
小学生ぐらいだと宿題の途中でいつの間にかリビングで寝てることも。生活習慣を整え早寝早起きを心がけましょう。
ポイント②:自己肯定感を上げる声掛けをする
子どもの自己肯定感を高めるためにも、成功体験を積み重ねることが重要です。小さな目標を達成するごとに、褒めてあげることで、「自分はできる」という感覚を育てていきます。こうした積み重ねが、勉強に対するモチベーションを回復させ、生活リズムも整っていくでしょう。
さらに、家族間のコミュニケーションを深めることも大切です。子どもが不安を感じたときに話せる環境を作り、悩みを共有することで心理的な負担を減らすことができます。家庭内での安心感が、勉強や将来に向けたポジティブな姿勢を生み出します。
親が寄り添い「学校に行けないのはあなたのせいじゃない」などと伝えることで、スッと心が軽くなったりします。
このような感じで声を掛け、子どもの気持ちを理解しようとする行動を見せることも大事。その姿を見て「お母さんは私の気持ちを理解してくれる」と子どもが安心し信頼関係が築けるのです。
親が見守っていてくれていることがわかれば、安心して勉強できるでしょう。
ポイント③:無理に勉強させない
決して「勉強しなさい」と怒鳴ってはいけません。
無理に勉強させようとすると、反発してますます勉強しなくなるものです。
勉強させたときは、ルールを決めるといいかもです。とはいえ、子どもの性格により解決方法は異なるため、家庭の都合で決めてもらえればと思います。
・勉強する時間帯を決める
・親子で一緒に勉強する
・ゲームやYouTubeの時間を制限する
こんな感じで、お子さんが納得するルールを作ることで勉強することがルーティン化するでしょう。
時間はかかるかもしれませんが、子どもから進んで勉強するまで見守ることも大切です。
不登校の子どもが勉強しない心理的要因3つ
不登校の子どもが勉強しない原因は、さまざまな要因が絡み合っています。
不登校の小学生が勉強しない心理的要因①:心がついて行かず勉強する気にならない
②:勉強のやり方がわからない
③:勉強以外に楽しいことがある
それでは、1つずつ解説します。
①:心がついていかず勉強する気にならない
不登校の背景には複雑な心理的要因が関係しています。
たとえば、学校での友人関係がうまくいかず、自己肯定感が低下することで学校に行くこと自体が辛くなる場合があります。また、親や教師からの期待がプレッシャーとなり、それに応えられないことが心理的な負担となってしまうことも。
学校に行かないことで日常の学習リズムが崩れ、家庭での学習習慣を作ることが難しくなることが挙げられます。特に小学生や中学生、そして中3の子どもたちにとっては、学校での学びが中心となるため、学校に行けないことで勉強に対する意欲が低下することが多くみられます。
さらに、発達障害や学習障害を抱える子どもは、学校の一般的な学習環境に適応できず、不登校になることがあります。こうした場合、周囲との比較による自己肯定感の低下が勉強しない原因となってしまいます。
不登校の理由はさまざまですが、お子さん自身も、学校に通えなくなってしまったことをショックに思っているかもしれません。焦らず見守ることも大切です。
②:勉強のやり方がわからない
不登校の背景には学校での友人関係や教師との関係の悪化があり、これが心理的な原因となり勉強しない選択をすることもあります。
さらに、勉強しないことで成績が落ち、「もう取り返せない」「どうせやっても無駄だ」という思いが強くなると、モチベーションが失われます。
つまり、勉強しないのではなく勉強のやり方がわからなくなり「勉強したくない」という想いがうまれるのです。
家に居ながら気軽に学習したいなら、通信教育がおすすめです。
【無料で資料請求あり】中学生におすすめ通信教育!
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③:勉強以外に楽しいことがある
勉強以外に楽しいことがあれば、勉強は後回しになりがち。
代表的なものと言えば、ニンテンドーswitch、YouTube、スマホアプリなど子どもの気を引くものが多くありますよね。
現代では子どもがゲーム依存に陥ってしまうことも勉強しない原因のひとつです。オンラインゲームなどに長時間を費やし、現実の勉強への意欲が失われるケースも増えています。
勉強させたいからといって、ゲーム機を無理やり取り上げることはやめましょう。大人を信用しなくなり、言うことを聞かなくなってしまう可能性があるからです。
ゲームを辞めさせたり、ゲーム時間を短くしたいのであれば、子どもが納得するような理由を考えましょう。
たとえば、「視力が悪くなるからゲームは連続1時間まで」や「今勉強しないと大人になって大変だから、ちょっとずつやろう」とか。子どもに伝わるように言えば何でもOKです。
子どもがゲームやYouTubeをしていない時間は、親もスマホをいじるのをやめて一緒に勉強するといいですよ。
不登校の子どもの将来はどうなるのか?
不登校でも、高校進学や大学進学できるので安心してください!
以下、文部科学省が調査した、平成18年度に不登校だった中学3年生の5年後の追跡調査の資料をまとめたものです。
出典:「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(概要版)
この資料によると、就学している人は47.4%、就業している人は54.1%です。
不登校だと将来を悲観してしまいがちですが、成人になり社会に出て一般企業へ就職することも可能です。
また、通信制高校や通信大学などで卒業認定資格を取得でき将来の選択肢が広がります。
学校に通うことだけがすべてではないので、安心してほしいと思います。
まとめ:不登校でも勉強できる!自宅学習で遅れを取り戻そう
今回は不登校の子どもの自宅学習について紹介しました。
不登校の子どもの勉強方法- 親が教える
- 通信教育を利用する
- 塾、家庭教師を利用する
- 教育支援センター、フリースクールを利用する
出席日数が気になる方は、出席扱いになる可能性のある学習方法を利用しましょう。
・すらら
・教育支援センター、フリースクール
もし、すららが気になる人は、下記の記事で料金や口コミを紹介しているのでご覧ください。
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