勉強できない子どもをみているとイライラしてしまう。わたしが悪いのかな?
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容・親のイライラが子どもの学習に与える影響
・勉強しない子どもに親がイライラする原因と背景
・子どもが勉強でイライラする理由
・勉強できない子どもにイライラしないための効果的な対策
当ブログでは、わが子が塾なしで利用した通信教育と勉強方法を発信します。
今回は、勉強できない子どもにイライラしてしまう原因と対策について解説します。
本記事は、「勉強できない」「勉強しない」子どもをみていると、イライラしてしまう方に読んでいただきたい記事となっています。
私の経験もご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
親のイライラが子どもの学習に与える影響
まずは、親がイライラしていると子どもに与える影響について解説します。
結論から言うと、親のイライラは子どもの勉強に悪影響です!
親のイライラが子どもに与える影響①:暴言を聞いて育つことの影響
②:コミュニケーション不足の影響
③:ストレスと精神的負担の影響
それでは1つずつ解説します。
①:暴言を聞いて育つことの影響
親が「イライラ」「ガミガミ」して、暴言を吐いていると、子どもの自信と学習意欲が低下する恐れがあります。
つねに緊張した雰囲気の中で学習を続けると、子どもは失敗を恐れるようになり、新しいことに挑戦する勇気を失っていきます。
厚生労働省の調査によると、暴言を聞いて育った子どもの脳はダメージをうけ変形する事実があります。
このように、小さなころに親からの暴言を受けた子どもは、脳に様々な変化が起こるのです。
また、親の期待に応えられないことへの不安から、自己評価が低下し、「どうせ自分にはできない」という否定的な思考に陥りやすくなります。
その結果、学習意欲が低下し、勉強嫌いを生み出す原因となってしまいます。
親の反応を過度に気していると、自分の興味や好奇心に従って学ぶ喜びを感じられなくなるばかりか、勉強の楽しさを見失い、ただ親の期待に応えるためだけの表面的な学習になってしまうかもしれません。
②:コミュニケーション不足の影響
イライラした環境下では、子どもは自分の意見や感情を自由に表現することをためらうようになります。
親の反応を恐れて、質問や疑問を抑制してしまい、結果として重要な学習機会を逃すかもしれません。
また、自分の考えを述べる練習の機会が減少することで、以下のことが起こる可能性が高まります。
- 論理的思考力やプレゼンテーション能力の発達が妨げられる
- 他者とのコミュニケーションに苦手意識を持つ
- グループ学習や討論などの協働学習の場面で萎縮してしまう
このように、コミュニケーション能力の低下は、学校生活全般にも影響を及ぼし、友人関係の構築や教師とのやり取りにも支障をきたす可能性があります。
③:ストレスと精神的負担の影響
常にイライラした環境にさらされることで、子どもは慢性的なストレス状態に陥ります。
このストレスは、
・集中力の低下や記憶力の減退
・睡眠障害や食欲不振などの身体症状
・不安障害やうつ症状などのメンタルヘルスの問題
といったような、悪循環を生みだしてしまうのです。
親が笑っていることが子どもの幸せでもありますね。
勉強しない子どもに親がイライラする原因と背景
つぎに、勉強しない子どもをみている保護者が、イライラしてしまう原因を解説します。
保護者がイライラする原因と背景①:過度な期待と現実とのギャップ
②:ほかの子どもとの比較
③:コミュニケーション不足によるすれ違い
それでは1つずつ解説します。
①:過度な期待と現実とのギャップ
おそらく、「なんでこんな問題もできないの」「ゲームばかりしていないで勉強しなさい」といった思いがありますよね。
そんな子どもをみていると、ときには涙が出そうになったリ、つい叩いてしまいそうになったリすることもあるかと思います。
それはすべて、自分の思い通りに行かないことが原因なんです。また、親自身が経験してきたことを基準にして、子どもの将来像を描きすぎてしまうこともあります。
・もっと勉強できるようになってほしい
・自分と同じようにいい高校に入学してほしい
・自分みたいに高卒ではいやだ
こういった思いが、イライラの原因になっているんですよね。
現実とのギャップに直面すると、保護者は焦りや不安を感じ、それがイライラとなって表われます。このイライラは子どもにも伝わり、さらなるプレッシャーとなって学習意欲を低下させる悪循環を生み出しまうのです。
親御さんが、いちど冷静になることが重要です。
②:ほかの子どもとの比較
子どもの成長や学習の進度は個人差が大きいにもかかわらず、多くの保護者は他の子どもと比較してしまいがちです。
たとえば、比較する項目は以下があげられます。
- 友人の子どもや親戚の子どもの成績
- 定期テストの順位
- 習い事の状況
- 進学先
自分の子どもとの違いが気になり、焦りを感じてしまいます。とくに、受験や進学の時期には、この比較による焦りが顕著になりますね。
「隣の子は塾に通っているのに、うちの子は…」
「同じクラスの子はもう先の単元まで進んでいるのに…」
といった思考が、イライラの原因となります。
保護者の焦りは子どもにも伝わり、自尊心の低下や学習への苦手意識を生み出す可能性があるので注意ですね。
③:コミュニケーション不足によるすれ違い
親御さんは毎日お仕事大変ですよね。忙しい現代社会において、親子のコミュニケーション時間が不足しがち。
子どもとじっくり向き合う余裕がなく、表面的な会話だけで終わってしまうことが多くなります。
コミュニケーション不足により、子どもの「興味」「関心」「悩み」を十分に理解できないまま、一方的な指導や叱責をしてしまうことも。
こうしたすれ違いが積み重なると、互いの不満やストレスが蓄積され、些細なきっかけでイライラが爆発してしまう危険性があります。
普段から、子どもの様子を気にかけて見守る姿勢が大切です。
子どもが勉強でイライラする理由
ここでは、勉強している子どもがイライラしてしまう理由について解説します。
子どもが勉強でイライラする理由①:学習する環境や方法が合っていない
②:適切なサポートがない
1つずつ解説します。
①:学習する環境や方法が合っていない
子どもが勉強でイライラする大きな要因の一つに、学習環境や学習方法が合っていいないことがあります。
以下のような環境や学習方法では、イライラが貯まりやすいと言えます。
- 騒がしい環境で集中できない
- 間違えた問題の説明欄を読んでも理解できない
- ひとりで理解することが困難
その結果、いくら机に向かっても成績は上がらないと言えるでしょう。
わが子も、理解できない問題があるとイライラしてしまいますし、数学はかなり難しく中学生になると親が教えるのも困難になってきます。
そこで、
わからない問題に直面したときは
わが家の対策方法は、通信教育のスタディサプリを利用していたので、同じような問題を探して解き方を覚えました。
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適切な学習方法でイライラが軽減し、学習効果も高まります。
②:適切なサポートがない
先ほども言いましたが、わからない問題に直面したとき、解説欄をよんでも理解できないとやる気がなくなります。
つまり、適切なサポートが得られないことがイライラの原因となるんです。
単に勉強時間を増やすだけでなく、質の高いサポートを通じて、子どもが自信を持って学習に取り組める環境を整えることが、イライラの解消につながります。
サポートが必要な場合は「塾」や「通信教育」を検討しましょう。
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勉強できない子どもにイライラしないための効果的な対策
勉強できない子どもをみているとイライラしてしまう。そんな気持ちを解消する効果的な方法を紹介します。
勉強できない子どもにイライラしないための効果的な対策①:子どもに過度な期待をしない
②:良好なコミュニケーションをとる
③:親のストレスを発散できる機会をつくる
それでは解説していきますね。
①:子どもに過度な期待をしない
はじめにも言いましたが、やはり、子どもに期待しすぎていることが原因となる場合は多くあります。
そこでまずは、以下のことを知ることが大事です。
- 子どもの現在の「学力レベル」「学習ペース」を正確に把握
- それに基づいて実現できそうな短期・中期目標を設定
上記を把握したら、目標を決めます。
たとえば、
- 基本問題からやりなおそう!
- 次のテストで5点アップ目指そう
- 今月は毎日30分の学習時間を確保する
といったように、具体的で子どもができそうな目標を決めましょう。
同時に、保護者自身の期待値も見直す必要があります。子どもの個性や成長のペースを尊重し、無理のない期待を持つことが大切です。
期待値を低めに設定することで、親子双方のストレスとイライラを軽減できます。
②:良好なコミュニケーションをとる
親子間に良好なコミュニケーションは欠かせません。
まず、日々の会話の中で、勉強以外の話題を取り入れます。勉強のことばかりだと親と話すことを避けるようになってしまいますよ。
何でもいいので、子どもの趣味や友人関係、学校生活などの話題など、子どもが話したいことに耳を傾けることで、お互いにリラックスした時間を過ごせます。
わが子は中学時代に吹奏楽部だったので、部活の話をよくしていました。
③:親がストレスを発散できる機会をつくる
イライラの解消に、親のストレスを発散できる機会をつくることも重要です。
とくに、母親は、仕事に家事、育児、姑問題、学校の行事参加など、ワンオペでこなしているお母さんはたくさんいると思います。
そのため、何でもいいので自分が「楽しい!」と思えることをやるのが大事!ストレス発散できる時間を作りましょう。
以下の記事が参考になるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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まとめ:勉強できない子どもにイライラしたら問題点を探してみよう!
今回は、勉強できない子どもにイライラする原因と対処法を紹介しました。
さいごにもう一度おさらいしておきましょう。
本記事の要約・親のイライラは子どもにとって悪
・イライラの原因を見つける
・子どもの勉強方法を見直す
・子どもにイライラしないための対策をする
子どもの勉強方法で悩んでいる方は、以下の記事が参考になります。
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