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母子家庭だと大学いけないはウソ!利用できる支援制度を紹介

母子家庭 大学 行けない
悩んでいる人
悩んでいる人

「母子家庭でお金の不安があって・・・」大学進学できるのか心配?

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

・母子家庭の大学進学率

・母子家庭でも大学に進学できる理由

・母子家庭が利用可能な支援制度

・母子家庭の大学進学で経済的負担を軽減する方法

この記事の信頼性
塾なし高校受験

当ブログでは、わが子が塾なしで利用した通信教育と勉強方法を発信します。

今回は、母子家庭の大学進学について紹介します。

結論から言うと、母子家庭だからといって大学進学をあきらめる必要はありません。

実際に、大学進学してる母子家庭の方はたくさんいるからですね。

この記事では、母子家庭が大学進学できる理由と利用できる支援制度を紹介します。

大学進学は決して不可能ではありません。適切な支援制度を活用し、努力を重ねることで夢の実現が可能です。

ぜひ最後まで、読んでくださいね。

母子家庭の大学進学率はどのくらい?

はじめに、母子家庭と両親がそろっている家庭との大学進学率の違いを紹介します。

項目進学率
母子家庭の子どもの大学進学率41.4%
全世帯の子どもの大学進学率54.9%
母子世帯の子どもの全体的な進学率(大学、短大、専修学校・各種学校含む)66.5%
父子世帯の子どもの大学進学率28.5%

全世帯と比較すると母子家庭、父子家庭の進学率は低くなりますが、本人の努力ややる気次第で大学進学できます。

金銭的に厳し状況でも、奨学金や教育ローンなどの支援を利用して入学金や授業料を免除できたりします。この後詳しく紹介しますが、母子家庭を支援してくれる制度はたくさんあるんです。

このことから、夢をあきらめる必要はないと言えますね。

母子家庭でも大学に進学できる理由3つ

母子家庭で育つ子どもたちは、経済的な負担や心理的な不安を抱えることが多くあります。ここでは、母子家庭でも大学に進学できる主な理由を解説します。

母子家庭でも大学に進学できる理由

①:経済的支援制度の充実

②:情報収集が簡単にできる時代

③:通信教育やオンライン学習の普及

それでは1つずつ解説します。

①:経済的支援制度の充実

母子家庭の大きな課題である経済的困難も、現在は数多くの奨学金制度や支援制度の利用で足りない資金を補えます。

おもに以下の支援制度が利用可能です。このあと1つずつ解説しますね。

・日本学生支援機構(JASSO)

・自治体、民間の奨学金制度

・大学進学後に利用できる教育ローン

・大学独自の支援制度

これらを活用することで、学費や生活費の一部を補助でき、母子家庭の経済的負担を軽減できます。

子どもが自分の夢を追い求める環境が整えられているので、進学の経済的ハードルはかなり下げられますね。

②:情報収集が簡単にできる時代

以前は、母子家庭が進学に関する情報を得るのが難しかった時代もありましたが、現在はインターネットを通じて簡単に必要な情報を得ることができます。

多くの大学や自治体が奨学金や支援制度についての情報を公開しており、進学相談や奨学金の申請手続きもオンラインでできるようになっています。

さらに、積極的に情報を得るためには、大学のオープンキャンパスや進学説明会への参加が望ましいです。

情報を多く取り入れて安心して進学できるようにしましょう。

③:家庭教師やオンライン学習の普及

学業支援においても通信教育やオンライン学習などが広く普及しており、母子家庭でも無理なく学習できる環境があります。

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母子家庭が利用可能な支援制度

それでは、利用可能な支援制度をご紹介します。

利用可能な支援制度

①:日本学生支援機構の奨学金

②:民間の奨学金

③:大学独自の支援制度

1つずつみていきましょう。

①:日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

日本学生支援機構(JASSO)は、日本国内で最も広く利用されている奨学金制度のひとつです。

所得に応じた支援が行われ、母子家庭のように収入が限られている家庭の場合、全額免除の対象となることもあります。「給付型」と「貸与型」の奨学金があり、それぞれ条件に応じて選択できます。

日本学生支援機構(JASSO)が提供する主な奨学金制度について、給付型と貸与型の特徴を比較した表を作成しました。

特徴給付型奨学金第一種奨学金(無利子)第二種奨学金(有利子)
返済義務なしありあり
利子-なしあり(上限年3%)
対象者経済的に困難な学生成績優秀で経済的支援が必要な学生第一種よりも広い範囲の学生
支給/貸与額(月額)国公立:最大66,700円
私立:最大75,800円
自宅通学:最大54,000円
自宅外:最大64,000円
20,000円~120,000円
(1万円単位で選択可)
学力基準学ぶ意欲があれば可評定平均値3.5以上等平均水準以上
家計基準厳しい第二種より厳しい第一種より緩やか
併用貸与型と併用可給付型と併用可
(併用時は月額調整あり)
給付型・第一種と併用可
引用:日本学生支援機構

給付型奨学金は、2020年4月から本格実施された新しい制度で、返済の必要がありません。家計の収入が一定基準以下の学生が対象となります。

自分が給付型奨学金の対象になるかは、日本学生支援機構の進学資金シミュレーターでおよその目安を確認できます。

第一種奨学金(無利子)と第二種奨学金(有利子)は貸与型で、卒業後に返済が必要です。第一種は学業成績が特に優れた学生が対象となり、第二種はより幅広い学生が利用できます。

JASSOの奨学金制度を利用することで、母子家庭を含む多くの学生が経済的負担を軽減し、学業に専念できます。奨学金制度についてよく理解し、将来の負担を最小限に抑えるためにも計画的な利用が必要です。

②:民間の奨学金

民間企業や財団が提供する奨学金も多数存在します。以下に、いくつか紹介します。

代表的な民間奨学金の例

  • あしなが育英会奨学金
  • ソフトバンクAI人材育成奨学金
  • JT奨学金(日本たばこ産業)
  • 伊藤忠商事奨学金
  • 日本財団学生ボランティア活動奨学金

給付型と貸与型があるため、返済の有無を事前に確認しましょう。

それぞれの奨学金には、応募条件(成績や経済状況、志望分野など)があるため、自分の状況に合ったものを選ぶことが重要です。一部の奨学金は特定の分野や地域に限定されているため、将来のキャリアに合わせた奨学金を検討するのもいいでしょう。

応募に際しては、各団体のウェブサイトで詳細な条件を確認できます。応募期限があるため、利用を検討する場合は早めに確認しておくことをおすすめします。

③:大学独自の支援制度

多くの大学が、経済的に困難な学生を支援するための独自の制度を設けています。制度は大学によって異なりますが、一般的に以下のようなものがあります。

大学独自の支援制度

授業料減免制度:経済的理由により授業料の支払いが困難な学生に対して授業料の一部または全額を免除する制度

特別奨学金制度:成績優秀者や経済的に困難な学生を対象に大学独自の奨学金を給付する制度

緊急支援制度:家計の急変により修学が困難になった学生に対して一時的な経済支援を行う制度

学内ワークスタディ制度:学内でのアルバイトを通じて学生に経済的支援を行う制度

大学によって名称や内容が異なるため、志望する大学の公式ホームページや入学案内などで詳細を確認しましょう。

基本的に成績上位者は有利になることが多いため、成績を落とさないよう勉強していきましょう。

母子家庭の大学進学で経済的負担を軽減する方法

母子家庭の大学進学は経済的に負担がかかります。厚生労働省の「令和3年度全国ひとり親世帯等調査」の結果によると、母子世帯の母親の平均年間収入は272万円となっています。

母子世帯の就業状況は、「正規の職員・従業員が48.8%」「パート・アルバイト等が38.8%」となっており、母子世帯が経済的に厳しい状況に置かれていることを示しています。

経済的負担を軽減する方法

①:アルバイトと学業の両立

②:学費の安い大学や通信制大学の選択

③:奨学金の有効活用

それでは解説します。

①:アルバイトと学業の両立

大学生活における経済的負担を軽減する方法に、アルバイトがあります。多くの大学生がアルバイトをして、学費や生活費の一部を賄っています。

ただし、学業に支障をきたさないよう、適切なバランスを取ることが重要です。

アルバイトを選ぶ際のポイント

  • 学業との両立が可能な勤務時間であること
  • 通学に便利な場所であること
  • できれば将来のキャリアに関連した仕事であること
  • 時給が適正であること

とくに、大学の教育支援センターやキャリアセンターで紹介されるアルバイトは、学生の立場を理解した雇用条件であることが多いので、積極的に利用しましょう。ちなみに、キャリアセンターとは、大学生のサポートをしてくれる機関でほとんどの大学に設置されています。

長期休暇中に集中的にアルバイトすれば、学期中の負担を軽減できますが、過度の労働は健康を害する可能性がありますね。

②:学費の安い大学や通信制大学の選択

大学選びの際には、偏差値はもちろん学費の面も重要な検討事項です。国公立大学は私立大学に比べて学費が安いのが一般的ですが、私立大学でも、学部や学科によって学費が異なることがあります。

ただし、自分が「通いたい」と思える大学を選ぶことが大切です。入学してから「思っていたのとは違う」と後悔することになるので、学費の面だけで大学を決めるのはやめましょう。

さらに、通信制大学も経済的負担を軽減する選択肢のひとつです。

通信制大学の特徴

  • 学費が比較的安い
  • 働きながら学べる
  • 自分のペースで学習を進められる
  • 地理的な制約が少ない

ただし、通信制大学では自己管理能力が求められるため、計画的に学習を進める必要があることを覚えておきましょう。

③:奨学金の有効活用

先ほどお話した奨学金制度を最大限に活用することで、経済的負担を軽減することが可能。

とくに、返済不要の給付型奨学金は、できる限りの利用を検討すべきです。

日本学生支援機構の奨学金は、高校3年生の時点で予約採用に申し込むことが可能です。早めに準備を始めることで、大学入学時に安心して新たな道へと進めますね。

利用できそうな「給付型奨学金」にはすべて申し込むのがおすすめ。慌てることのないよう余裕をもって準備を進めましょう。

まとめ:大学進学は将来の可能性を広げるチャンス

今回は母子家庭の大学進学ついてご紹介しました。

母子家庭だからといって大学進学をあきらめる必要はありません。

最後に、もう一度おさらいしておきましょう。

母子家庭でも大学に進学できる理由

  • 経済的支援制度の充実
  • 情報収集が簡単にできる時代
  • 家庭教師やオンライン学習の普及

母子家庭が利用可能な支援制度

  • 日本学生支援機構(JASSO)の奨学金
  • 民間の奨学金
  • 大学独自の支援制度

母子家庭の大学進学で経済的負担を軽減する方法

  • アルバイトと学業の両立
  • 学費の安い大学や通信制大学の選択
  • 奨学金の有効活用

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高校生の子どもを育てる普通の主婦です。高校受験を「塾なし」で乗り越えた実体験を紹介しています。|塾なしで高校受験▶第一志望合格▶偏差値57の高校入学

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